でぃするだいありー?

そんな気はないんだれど、でぃすっちゃってる。 でぃすでれ?

2009-01-01から1年間の記事一覧

読物 『宮本武蔵』

勝ちと錯覚させたのは、武蔵の誘いであった。武蔵はつねに敵を誘う。 P.209より 司馬遼太郎の。 先に読んだ『真説~』をより詳細にした内容といって差し支えない。本書と比した場合、『真説~』がやや斜めに見ている印象がある。いずれにしても英雄伝ではな…

読書 『真説宮本武蔵』

『大山倍達正伝』に記述があり、司馬遼太郎が宮本武蔵を書いていたことを知る。 本書は短編集で、宮本武蔵、千葉周作、森要蔵、栃尾源左衛門、ユイズという名を残しているらしいバスク人、が扱われている。 武蔵、千葉以外は、名すら知らなかった。 なるほど…

【5年3組】ベヨネシタ【ベタすぎる】

ノーマルをクリアすると機能が幾つか解禁になる。 ハードランクが選べるようになるとか。 魔法の変身コンパクトを買えるようになるとか。 コンパクトの変身レシピを買えるようになるとか。 魔女ベヨネッタが愛顧する"Gates of Hell"は、悪魔ロダンが経営する…

【赤は血の色 黒は罪の色】ベヨネッタ【正義と悪との青と赤】

タイムギャルは苦手だった。 ――やられた。 ここだ・・・よし。 ・・・って、 ――また、やられた。 悪夢のようなデジャビュ。リトライのリフレイン。PS3が排する灼熱の吐息、ロード地獄。 また、やられた。 苦手だったっていってんだろう! 涙目だった。 民明…

読物 『ドラゴンランス伝説』

かつて「セカイ系」とか「腐」とかいうコトバが世になかった頃のこと。 『~戦記』では「ぼく」という一人称がふさわしかった魔術師レイストリンは、主役級の力を得た『~伝説』では「私」と称するのが当然であろうと感じられたものである。せつらが豹変して…

XP、起動せず

前から気に食わない存在だった。これまでに数度トラブルに見舞われているが、以前クラッシュしたときもこれをやってしまった。 Sleepボタンである。 以前押してしまった後、しばしは押せないようにしていたが、引越後、もう押さないだろうと見切ってむき出し…

【ロケットランチャーで】ベヨネッタ【オシオキよ!】

「キルゴア中佐」という名のついた武器は、腕に装備するとトンファのように運用される。長押しすると火器として機能するが、バズーカ砲ないしはロケット砲のようである。コマンド入力で空も飛べる。火器を鈍器として使用するアレは『AKIRA』のおばさんを思い…

【ゲームは一日】ベヨネッタ【一時間】

PS3の使い勝手について述べよう。 電源を投入する。 PSボタンを押す。 メニューでゲームを選択する。 HDDに関する警告に同意する。 ここまでは、これまでに手に入れた二つのゲームに共通している。 『AC4A』の場合、この後しばしロードしてデモ、STARTボタン…

読物 『ドラゴンランス戦記』

復習と予習のために。うまくいかないことから『AC4A』への関心が急速に薄れる中、11/1と予測した尻姉(もはやナニソレ)の到着までの無聊をなぐさめるために。 読んだら、仕舞いまで読まずにはいられないだろうとわかっていた。学生時代に数度通して読み、そ…

【寺沢尻】ベヨネッタ【本日発売】

正直に告白しよう。制御できているとは言い難い。ただ状況に反応しているに過ぎない。『DMC3』もそうだった。だから、ろくに遊びもせず放置してしまったのだろう。なにが起こっているのか把握できなかったのである。 さておき。映像とゲームがシームレスに繋…

漫画 『るくるく』

錆びつく一方の自装アンテナはAmazonのような発信源をしか受信せず、旬を逃してその存在を知ることも稀ではない。 『るくるく』は2~3巻が刊行された頃に読み始め、わりと期待して待つようになり、やがて待たなくなった。『エクセル・サーガ』へのそれと似た…

読物 『大山倍達正伝』

「おそらくこれは・・・我ら闘神を仏法に帰依させるための、大いなる摂受の法だったのだ」 「なん・・・だと!?」 羅喉羅阿修羅王と、天竜八部衆・天王の末期の会話 『空手バカ一代』と『空手戦争』を明確な区別なしに読んでいたらしい少年の日々のキオク。…

その後のだいきょうきん理論

肘筋の問題を解決するのに三日くらいかかったことから、面積にしても数十倍と思われる大胸筋はかなりの日数を要すると漠然と考えていた。効果的な方法はないものかと調べてみたところ、バスト由来の肩こりの要因として胸筋のストレッチを推奨する情報には巡…

読物 『ドラゴンランス秘史 ドワーフ地底王国の竜』

『機動戦士ガンダム』という作品群を、実は、それほど好きでもないらしいと悟ったのは、つい先頃のことだ。学生時代、ツクダのウォーゲームを好んでプレイし、麻雀のBGMには二枚組のサントラをかけ、『ガンダムセンチネルRPG』を楽しんだ経験はさておいて、…

アニメ『BPS - Battle Programmer SHIRASE -』

なんというか、実に久々にフィットするカオスな作品。絵とか話とか、決して好きな類ではないのだが、間だろうか、モノローグの壊れっぷりだろうか、実になじむ。今なにかアニメを薦めてくれといわれたら、空気を読まず、推してしまうかもしれない。意外な掘…

読物 『砕かれた大地』『夜の門』

『ドリーミングダーク』三部作と銘打たれた本作品の第一部『シャーンの群塔』を手にしたのは2008年6月のこと。続き物だということを知らず手に取り、読み終えてそれを知り、完結まで寝かせていたのだが、機会を得ることができず今に至る。 D&D小説の大作指向…

読物 『梶原一騎伝 夕やけを見ていた男』

当時梶原は、週刊誌の取材に応えてこう語っていた。「どうも今の先生と昔の先生は違うような感じがする。僕は、けんかばっかりするし、いじめっ子だし、要するに教員室のブラックリストに載ってたわけ。そうすると、ある先生が僕を放課後残して、二時間も三…

映画 『ミラーマンREFLEX』

元祖『ミラーマン』の初回放送は1971~72年というから、リアルタイムでは観賞していないことは間違いない。再放送で見たのだろうが、ストーリーはまったくといっていいほど覚えておらず、鏡にチョイ映った主人公が鏡に視線を移して変身、というお約束のシー…

アニメ 『Phantom~Requiem for the Phantom~』

薦められて『Noir』を見たのは確かオンエア中のことで、当時まだ「らしい格闘・射撃戦」をするアニメが少なかったがゆえにwktkして('A`)となった覚えがある。『Noir』にwktkしたことを知っていた知人が「それなら」と薦めたのが『Phantom -PHANTOM OF INFERN…

漫画 『釣りキチ三平』

唐突に読みたくなり、しかしその膨大なるに思うに任せず、一年くらいかけて、KCSP全37+1巻読了。 少年期に手を染めていながら趣味となりえなかったホビーはどれほどあるだろうか。我が身にとって自らそれと認めるものは二つ、将棋と釣りである。 どうも、ゲ…

だいきょうきん理論

すべてをプラズマで説明できると言いきった男がいた。その真偽は長らく興味の外にあったが、そういうこともあるかもしれないと思うようになった。 というのも、現在の俺様ちゃんの身体に発現している不具合は全て、大胸筋のコリで説明できることが分かったか…

読書リズム

読書の手がピタリと止まった。イキオイ込んで借りてきた本が未着手のまま、返却期限を過ぎようとしている。 己の嗜好にサイクルがあることは薄々察していて、読めるときはどんどん読むが、読めないときはなんとしても読めない。今の欲求はといえばゲームかモ…

その値、105円

『ボトムズ』を遊んで以来だから、一年半以上経つのか。引っ越しを挟んで久々に電源を投入したPS2は、即使用可能な状態ではなかった。 なにをどうつないでいるのかイマイチ覚えておらず、やはり電源を切りっぱなしのコンポやらTV、AVセレクタをいじりまくり…

映画 『少林寺拳法』

事前に、アレであることは聞き知っていた。ゆえに、ストーリーを云々することはない。ただ、著述などによって知識としていた時代背景を映像によって補完することを得たのみである。 現在では、中国拳法といえばそれなりに名の知れたものであり、標準的な日本…

隊長と呼ばれた日

稽古の日。自宅からわりと遠くない職場は、スムーズに事を運べば自宅で軽食を取ってからの稽古開始を可能にする。ために定時でそそくさと席を立ち、速やかに退社することがならわしとなっている。 オフィス前に停めた単車にうちまたがったとき、駐車スペース…

読物 『昭和激流 四元義隆の生涯』

政治家 宮沢賢治 あっちもこっちもひとさわぎおこしていっぱい呑みたいやつらばかりだ 羊歯の葉と雲 世界はそんなにつめたく暗いけれどもまもなくさういふやつらはひとりで腐ってひとりで雨に流されるあとはしんとした青い羊歯ばかりそしてそれが人間の石炭…

肩たたき痛打

現在通勤している職場はオーナーの自宅を兼ねたオフィスであり、周囲は民家、隣家にはすくなくとも五匹の猫が棲息していることが明らかになっている。隔離された喫煙室は裏口兼用であり、その戸を開ければ隣家の物置の屋根に伸びる猫たちの姿を見ることがで…

神の供物その2

何故にと問う。故にと答える。だが、人が言葉を得てより以来、問いに見合う答えなどないのだ。問いが剣か、答えが盾か。 クッキング―― この、危険な道楽が、これこそがこの世に似合うのか。 今回『ゴマダンゴ』 夢ちゃんが「けっこう大変」というだけのこと…

読物 『狼と香辛料Ⅹ』

徴税と新貨発行の関係について。 前巻のエピソードが引き合いに出されているのだが、前巻がどんな展開だったか全く思い出せない。失速を感じて以来、マジメに読んでいない、ということになろう。 3年間で10巻というのは一昔の作家らのペースからすれば驚くべ…

俺学

少林寺拳法の技術の特徴は、故障箇所にもよく現れている。我が身の場合、それは手首であり、おそらくそれが原因で各指の関節痛に拡大している。平時はどうということなく、稼動させることによって発生する痛みであり、つき指や骨折ではない。原因不明のまま…