でぃするだいありー?

そんな気はないんだれど、でぃすっちゃってる。 でぃすでれ?

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

情報参謀

2009年、与党の座を失った自民党に協力した人物の著書。タイトルが示すように、ネットを含むメディアから情報を収集し、提供していた。本書に記されている最も印象に深い情報収集の具体的手法はテレビからのそれで、人海とまではいかないが、力技でやりとげ…

プログラミングの心理学

最後に、これらすべての内容を一通り消化したときには、いくつかのプログラミングに関する神話、すなわちプログラミングに関する信仰を検証できるぐらい客観的な考え方が身についているかもしれない。バートランド・ラッセルが言ったように、信仰とは根拠の…

はじめてのGraphQL

2016年に建てた自宅サーバはLAMPの亜流(Raspblian、Apache、MySQL、Python)だった。Raspberry PIでやりたいことに必要とする知識、電子工作、GPIO、Pythonなどは初めて尽くしで、書籍やWEBの参考記事やサンプルプログラムを見ながら、やっつけでとりあえず…

人はどのように鉄を作ってきたか

・・・当時、アナトリア地方にはプロト・ヒッタイトと呼ばれる人々が住んでおり、高度な鋼の加工技術を持っていたことが分かる。そして、彼らが製鉄法を発見したと言われている。 当時、この地方は青銅器文明の時代で、銅製錬が行われていた。酸化銅の鉱石は…

三体

あとがきによれば、中国で最初に出版された版では、章構成が異なっていたらしい。当時の中国国内の事情に配慮して書籍化にあたって変更したもので、英語版は著者の意思に従って元の構成に戻したしたという。日本語版の構成は英語版に準拠している。もし、中…

世界を変えた火薬の歴史

(「カルヴァリン砲」について)・・・この型の砲の大きな利点は従来の巨大攻城兵器よりずっと速く冷えることで、その結果、発射速度が大幅に向上した。一四三七年のメス包囲戦では、ある砲手が一日三度、大砲を発射することができた。これはふつうではあり…

コロンブスの不平等交換

『ジャガイモのきた道』と同じ著者の書。体感的に三割くらい同書と内容がかぶる印象。白禍という言葉があるが、まさにこれ。 近頃、中国さんがイきってるが、やられてきたことをやり返そうと試みてる風もあり、隣国の国民として不安は募るが、彼らの心情はわ…

CODE COMPLETE

動機 ここ数年、Python、Kotlin、node.js、Flutter、GOなど、仕事では使ったことのないプログラム言語に意図して接してきた。 そのせいか、自身のコーディングがどの程度スタンダードから乖離しているのか気になってきた。それぞれ独特の作法があり、似て異…

遊牧民から見た世界史

宋代中国が、馬の購入に必死にならざるをえなかったことをメインテーマに、それがあたえる財政・経済上の大きな負担を、根本史料から分析・総合した畏友の米国人東洋史家ポール・スミスは、その大著『天府に課税して』(ハーヴァード大学出版局、一九九二年…