2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧
告別式から初七日まで。 なにもかもうまくいっていたのに。 諸行無常。
午前中はまだ、生気が残っているように見えた。 支度のため、父を葬儀屋に預けた。自宅での納棺を希望したが、なんにしても一度、そうする必要があるという。 支度を済ませて帰ってきた遺体には、生気はかけらも残っていなかった。夕刻より通夜。 長らく不義…
長い一日だった。 親族と相談し、葬儀屋と諸処を詰め、縁戚者に連絡を取り、旦那寺にお伺いを立てる。 父は仏事に熱心で、旦那寺の門徒会会長職やその他役職を引き受けていたが、息子はその限りではない。 無知たる身の上を恥じる暇もなく決定に次ぐ決定を迫…
父、急逝。 享年67歳。
少し前になんだか無性に遊びなおしたくなったがPC-Engineなど手元に残っているはずもなく、しらべてみるとバーチャルコンソール版があるらしいがWiiなど持っているはずもなく、そのためだけにWiiを手に入れようと思うこともなく、いたしかたなくGB版に手をだ…
四つの章からなる。 第一章では、著者がやっていること、その感触、肌触り、手応え、そういうものを語っている。そしてそれらに自らがいかに感応しているかを著している。その語り口調もあいまって大きく関心を引きつけられた。 第二章では、五味太郎という…
奈良にいた二年間のこと。年上の同期に「君に喧嘩を売るような人はいないでしょ」といわれた。彼に対し、気の強いところは隠していなかったが、腕っ節を示したことはない。また「くまさんや。くまやのうて、く・ま・さ・ん」こんなこともいわれた。人相風体…
光文社の「カッパ・ブックス」誕生のことば カッパは、日本の庶民が生んだフィクションであり、みずからの象徴である。 カッパは、いかなる権威にもヘコたれない。非道の圧迫にも屈しない。なんのへのカッパと、自由自在に行動する。その何ものにもとらわれ…
敗戦の直前に入学した七期生の恩地日出夫(東宝映画監督)は、千歳ペンクラブの機関誌『きろく』第五号(昭和二十五年十二月二十二日発行)に、「疑問符」と題して、次のような一文を寄せている。<アヴァン・ゲールの世代は、規制の社会秩序から割り出して…
かれこれ15年続いている、大学時代に所属していたサークルのOB会。15年目にして幹事を仰せつかり、那須塩原の山奥にある『元泉館』で集うこととなった。個人的には石垣島にそそられたのだが、処々の事情を考慮して本州に設定したことはさておき。 山奥である…
読了まで、入手から半年かかったことになる。 ボディーバランス・コミュニケーション、Body Balance Comunication、BBC。監修は、少林寺拳法師家。趣旨は明白、目の当たりにすると受けた側が照れるようなもので、わからないということはない。だが、個人的に…
結論からいうと、ものすごい幸せを感じてしまった。そういうことなのである。 我が独居には電子炊飯ジャーはない。というか、食器もまともにない。小どんぶり一つ、皿一枚、スプーンとフォークと箸がそれぞれ一つ。湯のみが一つ、マグが一つ、グラスが一つ。…
そういえば、家庭内Wi-Fi接続を実現したのだった。 無線装置というとまいくろそふとのきーぼーどとかまうすとかに因縁がある以外、個人的環境内では無縁のもので、装置の入手から検討を開始せねばならなかった。ナニを選べばよくわからないというところから…
鳥のレシピを探していたら、参鶏湯というものに巡り会った。一年くらい前のことだろうか。ふむ、と読み進めるが、ちょっと気合いをいれないといかん類のレシピであり、自作は断念した。 知ってしばらく経った頃、わりと近辺に食べさせる店を見出した。参鶏湯…
GMailの連携を体感していたら、まるで興味のなかったEvernoteを試してみる気になった。某SNSをメモがわりにしていた古生物は、ぎじゅつのかくしんに驚くばかりである。 しこしこと情報をあさっては、ちまちまとアプリをインストールしていたが、Home++ Menu…