2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧
書籍の存在は既知としていたが、興味はなかった。 数年前、なにかによってその存在を思い出させられ、興味を抱かせられた。 入手を決意して古書の出待ち登録をしていたが、出品即売り切れのような状態が続き、ようやく入手に至る。 アニメをわりと見ていた頃…
会話がアレな作家というとまず思いつくのが神林長平である。 キャラクターの対話が、神林長平と神林長平の対話みたいに感じられてどうにも困る。 この作家も、基本的に会話は不得手のように感じられる。 本作品の場合、大きな話を小さく書いたことにはわりと…
ハヤカワと芝村裕吏という組み合わせは、個人的には、実現してもよさそうだと思いつつも、違和感を覚える組み合わせである。特に理由は思いつかないが、読後、なんとなくわかったような気になった。 あくまでも芝村裕吏なのである。レーベルは関係ないのであ…
~師というとなんとなく脳裏に浮かぶのは『立喰師』である。初見は『紅い眼鏡』で、長らく押井守の想像の産物であるとは知らず過ごしてきた。これについて押井の周囲はドッぴきだが、本人はいたってマジメになんとか撮ろうとしてできたのが『立喰師列伝』だ…