でぃするだいありー?

そんな気はないんだれど、でぃすっちゃってる。 でぃすでれ?

2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

読物 『狼と香辛料Ⅹ』

徴税と新貨発行の関係について。 前巻のエピソードが引き合いに出されているのだが、前巻がどんな展開だったか全く思い出せない。失速を感じて以来、マジメに読んでいない、ということになろう。 3年間で10巻というのは一昔の作家らのペースからすれば驚くべ…

俺学

少林寺拳法の技術の特徴は、故障箇所にもよく現れている。我が身の場合、それは手首であり、おそらくそれが原因で各指の関節痛に拡大している。平時はどうということなく、稼動させることによって発生する痛みであり、つき指や骨折ではない。原因不明のまま…

読物 『特務機関』

これ以上の苦しみはないだろう。死一等を減じられた代償として、日本人として扱われないという運命をあたえられたのである。日本人との断絶、肉親との断絶、靖国の神のままアパカに流刑の身となった。 ――語られざる実話「日本人を捨てよ」 特務機関という言…

読物 『阿片王 満州の夜と霧』

凡俗に堕ちて 凡俗を超え名利を追って 名利を絶つ流れに従って 波を揚げ其の逝く処を知らず 「里見家之墓」墓碑銘 恐竜帝国帝王ゴールは、自らの種に科せられた業を知るがゆえに、地上侵略の早期達成を図った。 地上の調査に余念がなかったのは、侵略の第一…

うるとらふぁいと

どこの道院・支部でも似たような難があるようで、当流では小学生以下の少年部の指導について、会報でアイデアを提供している。難のひとつをいえば、集中力の問題で、我が身が小学生の頃、いわゆる放課後のクラブ活動参加は四年生からであったのだが、いまさ…

きたのじゅんこ妖精版画展

とおいとおい昔、TRPGのイマジネーション創出のためや落描きのために、画集を眺めた時期があった。自由になる資金の乏しかった頃、購入に至ったものは少ない。TSRのファンタジーアートや、きたのじゅんこの画集は、その少ない中に含まれていた。いずれの趣味…

読物 『ザナドゥーへの道』

保存書庫から貸出希望図書が探し出されるまでのあいだ、貸出カウンターの近傍をうろついた。カウンター近傍には人気図書、推薦図書、新聞、婦人週刊誌?と並んで新着図書のコーナーがある。なにげなく眺めてタイトルに目を引かれ、ぱらっとめくったページの…

読物 『破天荒人間笹川良一』

大衆はいつの時代でもインテリではない。インテリはその知識の仕入れ先次第で、根こそぎ判断力を狂わせられる弱点を持っている。が、大衆はそうした知識による偏見の呪縛の外にあって、本能的に正邪を嗅ぎわけるふしぎな嗅覚を持っている。 P.207より 「君は…

読物 『実録 少林寺修行記』

入門を決めた時、過去にかつて微小な接点があったことを失念していた。小学生の折、サッカー部に所属していたのだが、部員の一人がやっていたのだ。その彼は、小学生とは思えないブルース・リーのようなしまった身体つきで、今思えば時折、肩や背に目打ちの…

読物 『満州国演義』

手記によれば「馳ノワール」なる語を初めて目にしたのは2005年11月のこと、単行本『楽園の眠り』の帯による。以来、その語を想起するたびに連想する名がある。船戸与一だ。 船戸与一作品との出会いは柳澤一明による漫画作品『猛き箱舟』で、馳星周との出会い…

ゲーム 『DQⅡ』

おそらくもう2度とはやるまいと思わされたのは、長すぎるパスワード記録もさることながら、早すぎたと思えるロンダルキアの洞窟への到達のために、マゾい思いをさせられたからに違いない。 再び遊ぼうという気になったのは、日記データ移行のためにリンクの…

アニメ 『東のエデン』

オンエアは中途半端で終わっていて続きは映画とか、アニメ放映前から映画化の話があったとか、そんな情報とは無縁に、『エヴァンゲリオン』『ナデシコ』『COWBOY BEBOP』からしばらくして『ZEGAPAIN』、それ以来久しくなかったキモチになった。実に面白い。 …

読物 『馬賊―日中戦争史の側面』

若ものは尚旭東(シャンシュートン)とよばれ、父は中国人だが母は日本人であると、その当時かれみずからが称していた。馬賊仲間では小柄で色白のほうで、小掛児(シャオコアル:中国風下着)の上に肩窄児(チェンチアル:中国風チョッキ)をぴたりと着こな…

アニメ 『ベクシル -2077 日本鎖国』

現在の職場にバイトに来ていた方から、喫煙時の雑談に聞かされるまでその存在を知らなかった。直前、マニュアルを作成するというミッションに頭を抱えていた彼女は、説明することがひどく苦手だという。それを実証するかのようにたどたどしく語られたあらす…