でぃするだいありー?

そんな気はないんだれど、でぃすっちゃってる。 でぃすでれ?

2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

読物 『極真の精神―今後の武道はどうあるべきか』

強い男がいた―― それでいいとしたので、本書について言及することは特にない。本書のターゲットは極真関係者であるということもある。 長野峻也の著作を貸してくれた先輩がまたしても貸してくださったので読んだが、そうでなければ手に取ることはなかった。…

読物 『タイタンの妖女』

原題"The Sirens of Titan"。 読みあじはA&B・ストルガツキーの『ストーカー』、『石の笛』、『銀河ヒッチハイクガイド』、『虎よ!虎よ!』を思い出させる。つまり、底抜けに面白い。 要約すると、十五万年かかるところを五万年強ですませる物語。 おそらく…

読物 『グラマリエの魔法家族7 魔法使い(ウォーロック)さまよう!』

原題"Warlock Wandering" 文明レベルが中世まで退行したロストコロニーを再発見した男が、科学の力を魔法と称して云々する話だった。 君主制国家であるロストコロニーを民主化する使命をもつエージェントたる彼は、全体主義による革命を目論む敵対的勢力が存…

読物 『なれる!SE7 目からウロコの?客先常駐術』

人間には二種類ありカモる側とカモられる側といったのは馳ノワール、民主主義と奴隷制は両立することを明示的に示したのはCiv4だった。 本書に描写されるような状況を三倍くらいぬるめにした環境には身を置いたことがある。そのようなところに集う人々から、…

読物 『マージナル・オペレーション02』

執筆期間の長さは自慢してもいいが、短さは自慢して欲しくない。 さておき、個人的にはユニークな著者の伝説語りは相変わらず、いやなおいっそう冴えて、読ませる。 今後間違いなく訪れるであろう青の厚志展開も期待できる。涅槃に入れなかった『Return to G…

読物 『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』

小学生の頃、プロレスブーム、カンフーブームというものが確かにあったが、人並みにジャッキー・チェンの映画を鑑賞したくらいで、特に強い関心を持つことはなかった。ぽつり、ぽつりとみることはあっても、格闘技を鑑賞する習慣は現在に至るも身についてい…