でぃするだいありー?

そんな気はないんだれど、でぃすっちゃってる。 でぃすでれ?

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ジャガイモのきた道

縁は、TwitterのTL。 シェルパという言葉を初めて知ったのはたぶん間違いなく夢枕獏の小説からであり、その時は職業を表す言葉という印象を得た。本書では部族あるいは民族名を表すと記されており、印象が更新されたことは余談である。 学術の書というと、先…

フィーヴァードリーム

フロム・ソフトウェアの新作発表に触発され、読んだ記事の中に本書の名前を見つけた。 www.famitsu.com G・R・R・マーティンの作品は『氷と炎の歌』しか読んだことがない。たぶん第四部まで。そこまで読んで、完結して気が向いたら読もうという扱いにした。…

街娼

十年ほど前になろうか。近代日本を形作ったものはなんであろうかと調べて、太平洋戦争とその戦後、日清日露戦争あたりまでさかのぼって、舶来品の植民地主義、帝国主義あたりが要点であると総括し、とりあえずの興味を満たした。そのとき読み漁った幾つかの…

実装パターン

不意に流れてきたツイートに触発されて、読んでみることにした第二弾。 以下に本書の印象を列挙する。 本書はJavaが読めることを前提に書かれているとのこと 7章終盤以前は、JavaをJavaでない言語感覚で説明しているカンジがする 最後の章を除いて、各章の結…

カリスタの石

「ダンブルドアはゲイ」という著者自身によるカミングアウトを必要としたのは、『ハリー・ポッター』シリーズ読者層のどの辺だったのだろうか。個人的には不要な情報だった。もともと一巻の終わり方で当方むけではないと感じていたし、それでもシリーズ完結…

旅のラゴス

読んだと思い込んでいたが、読んでいなかった。 でも多分、今読んだことは幸いであっただろう。ヨーロッパ的雰囲気のファンタジーを求めていた頃に読んでいたならば、趣味に合わぬと一蹴していたかもしれないから。 その頃から随分と経った今だから、手にな…

MONUMENT あるいは自分自身の怪物

序盤は辛かった。俺向きの作品なのか?とずっと脳裏に反芻しながら読んでいた。 中盤ではそんなことは忘れた。 登場人物が織りなす物語については、好き好きであろう。個人的にはあまり好きではない。類似する作品もあまり好きではない。しかし、面白かった…

黒猫の三角

絵は良い。とても。他の作品も読んでみようかなと思う。 お話は。 こういうの、ミステリっていうのかな? この作品もシリーズ化してるみたい?だし、『チーム・バチスタの栄光』も人気だったみたいだし、こっちが世間からズレてるっての、わかる。こういう話…

ニューロマンサー

およそ30年前、学生時代に友人から勧められたが、読んだのはその数年後だったように記憶している。『クローム襲撃』『カウント・ゼロ』『モナリザ・オーヴァドライブ』と読んで、そこでフォローをやめた。なんだかよくわかんなくなったためである。 初読当時…