でぃするだいありー?

そんな気はないんだれど、でぃすっちゃってる。 でぃすでれ?

2010-01-01から1年間の記事一覧

読物 『近代ヤクザ肯定論―山口組の90年』

何をして食うていくのか 田岡は、三代目襲名にあたって、三つのことを実行しようと肚にきめていた、と自伝のなかでみずから語っている。 一つは、組員の各自に職業をもたせることである。 二つめは、信賞必罰を団結の基本にすることである。 三つめは、みず…

アニメ 『けいおん!&!!』

折笠愛以来、ひさびさによい鼻声であった。ホシノルリ以来、ひさびさによいルリルリであった。そんなカンジ。 アニメに限らないが、その気になるまでずいぶんと時間がかかるようになってしまった。アニメシリーズだと第三話あたりまでどちらかというと苦痛で…

ゲーム 『Android版 Jewellust』

FREE版でツマンネと思いつつも、ピラミッド探検という燃えるシチュエーションに惹かれ、タバコ一箱分だしと考え直して正規版を入手。ピラミッド探検は雰囲気だけで、ゲーム性とはあんまり関係ないことは余談である。 正規版。FREE版の味気なさからは想像もつ…

読物 『これからの「正義」の話をしよう いまを生き延びるための哲学』

原題、"Justice What's the Right Thing to Do?" よくわからないが。 社会にはいろいろな問題がある。それは社会に属する人びとの意識の差にある。たとえば貧富の差はコミュニティを衰退させ、荒廃させる。富者は富者のコミュニティに、貧者は貧者のコミュニ…

読物 『産霊山秘録(むすびのやまひろく)』

『銃・病原菌・鉄』では、文明の進歩には、技術を獲得することと同程度に、それが維持されることが重要であるとしている。獲得した技術を放棄してしまった例の一つとしてポリネシアの狩猟採集民たちと、日本を挙げている。ポリネシア人はアジアから渡ってき…

読物 『神狩り』

少年キャプテンに連載されていた、岡昌平の作画による白蘭花『機神兵団』にやられてしまったのは高校生だった時のこと。情報の補完を求めて原作小説に手をだし、おおこりゃおもしれえとのめりこみ、最終巻で自らの顎が外れる音を聞いた。 以来、山田正紀は鬼…

読物 『戦国自衛隊』

二作の映画もスルーしてきたし、ものすごく今更なカンジである。今更なカンジではあるのだが、二回も映画化されていれば、今更だろうと、読んでおかねばならないという気にもさせられる。とはいえ、『軍靴の響き』を読み終えるまでは、今更感をぬぐい去るこ…

ゲーム 『Android版 Robo Defence』

個人的な印象は、「弾幕STG」。 一般的には「タワーディフェンス型」というそうな。 個人的経験においては『ボコスカウォーズ』とか『伝説のオウガバトル』、GBA版『ナポレオン』が近い印象を持つ。 FREEで提供されている。非常に面白いので購入しようと思う…

読物 『銃・病原菌・鉄』

新しい技術のおかげで、より高速でより強力な、そしてより巨大な装置が可能になり、その使い道が見つかったとしても、社会がその技術を受け容れるという保証はない。一九七一年、合衆国連邦議会は超音速旅客機の開発予算を否決している。世界はいまだに、キ…

覚書:Access 2007 Runtime について

わりと遠地の客先に納入し、稼働し始めてしまったマシン十数台が対象なので、OSから再インストールという事態は避けたいという条件のもと、要約すると以下のような不具合の調査を押しつけられて、いろいろとやってみた。・Access 2007 Runtime をインストー…

アニメ 『CANAAN』

「上海」というキーワードに短絡して、どのようなものかも知らず、目の当たりにして奈須ブランドであることを知る。オマケに求めるものとは全く違っていた。『閃光のナイトレイド』で目が眩んでいたらしい。 悪くはないが、セカイ系に登場する悪役ってピエロ…

『激突! ラジコンロック』供養

小学生の頃、ラジコンブームというものがあった。ラジコン漫画なんてものもあって、すがやみつるなんかも描いていたような記憶があるが、二十年の時を越え、数千冊の粛正を乗り越え、現在に至るも手元にコミックスが残っているものはこれだけだ。 作画者名義…

六七日

納骨。当初、七七日を考えており、その旨旦那寺にも申し伝えていたのだが、「ん? そういえば、その日は寺の法要だった。アカン」と宣告され、早まることとなった。五七日を区切りとして納骨を執り行うむきもあるようだが、六七日にというのはあまりないよう…

映画 『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』

人が悪いぜ・・・・・・。あるじゃねえか、もっと俺向きのやつがよ! 初めて明かされる、ウルトラ的超時空移動。萌えに頷くタロウ。やけにダンディなウルトラの父。若き日の父、そしてゾフィー。髭がまだモミアゲで、増幅装置と縞がまだない。初めて?明かさ…

イメージアルバム『宇宙英雄物語』に聞いてしまった時代

SNSやらなんやらで、10年前のPCや携帯がどうだったとかいう記事を目にする昨今。PCの自作をやったこともある身の上なれば、貢いできたよね的な話題は折に触れて出るもので、話題自体は目新しいものではない。ただ記事の内容はといえば、彼氏だか彼女に送った…

ウルトラマンレオ第一話に見る先駆性

タロウ、レオの直撃世代なので、幼児の頃よく見ていたはずなのだが、そのようなタイトルは得てして第一話を見ていなかったり最終話を見ていなかったりする。タロウやレオの、下手な絵を飽きもせず繰り返し描いて、レオが超刈上げであることに気づいていたり…

映画 『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』

冒頭、ウルトラマン、セブン、ジャック、エースと、究極超獣Uキラーザウルスとの死闘。三分間の制限のない戦いが実によい。 Uキラーザウルスはヤプール人が作り出したものである。ヤプールはどうやら不滅の存在であるらしく、今倒してもまたいつの日か出現す…

ウルトラマンT第一話とゴッドハンドの転生

突如、ウルトラマンタロウ第一話を鑑賞せねばならないという使命感に駆られ、見た。我が家に伝わる伝承によると、我が身は幼児の頃、ウルトラマンタロウを激しく鑑賞していたようで、絵のうまいとはいえない祖母に「たろう、かいて、かいて~」とねだって祖…

三連星ちゃん

創作物の中に悲しみの演出を見受けることはままあり、どんなに悲しくても眠くもなれば腹も減るなどと、悲しみの渦中にある我が身を自嘲する表現もまま見受けられる。そんなカンジというわけではないが、まず本を読み、日記を記し、ゲームをやり、少しずつ、…

読物 『ザ・古武道 12人の武神たち』

私のほうは、そのままグースカ眠り込んでしまうのだが、”小説界の鉄人”と呼ばれる菊地秀行氏は、ここから先が大いに違う。 なにが違うのか――。 おもむろに、B5判の原稿用紙を取り出して小説の執筆を開始するのである。 私の記憶によれば、とにかく菊地氏は、…

「彼」との対話

『アップルシード』から二十有余年。ESWATで飛び交う多国語に、演出とはいえいささかやりすぎちゃうのんとか感じないわけではなかったものだが、自らの身に似たようなことが起ころうとは思わなかった。 日本語と、英語と、仏語と。 話題はあるが言葉が通じな…

読物 『猫物語 黒白』

エピローグゆえの上から目線の全能感はまったく通用しなかった。 (黒) P.293 10/21以来、幾つか物語作品を読んできたが、それがしかと自覚できるくらいに、感性の変化が起こっている。在りし日の『ベルセルク』でガッツが吐き捨てた幾つかの言葉――真逆の意…

Xperia, Update to 2.1

待ったような待ってないような。 手順はそこそこ煩雑。結果からすると、アップデートツールに表示された案内通りに行っていけば問題なく完了となる。しかしながら、都度都度全て自己責任で行う旨が強調されたサイトへ誘導されるようになっており、安心して行…

Androidと英語脳

一日中データ入力を続けて一月分を完了させた。残りごかげつぶん。やれやれ。 Androidアプリに、音声入力で翻訳してくれるツールがある。フランス語も対応している。我が家のフランス問題のために導入してみたが、入力デバイスがアレなのか、認識がアレなの…

データエントリーな日々

葬儀参列者のリストを作成し、弔電の礼状作成、お手伝いの礼状作成と並行して、年賀状を頂戴した方々のリストを作成し、喪中のお知らせを作成している。 我が身と妹をのぞき、家族は稼業に従事している。景気の低迷もあって母は引退もままならず売上を出すこ…

妹の彼氏ふろむ

フランス。 いなくなったとおもったら、フランスに行っていたというまいしすたー。帰国直前のメールにて、なんだかフランス人の友だちを自宅に招待するとかいう。それが先々月のこと。 それとは無縁に進んでいた俺様ちゃんの引っ越し計画は都合良く一部屋ご…

読物 『なれる!SE ― 2週間でわかる? SE入門 』

その昔、似たようなことを考えたモンだった。まだ、ITバブルがどうこうといわれる前のこと、「IT土方」という言葉が世に出る前のことである。 当時、我が身はIT業界を土建屋と対照していた。当時は無知だったのでそんな比喩もしてしまったが、その後、土建屋…

読物 『DINER』

「・・・・・・知らなかった。聞いていなかった。思いも寄らなかった。みんな同じことだが、奴らは自分が無知という罪を犯したことを理解していない。無知だからこそ、奴らは地獄の蓋を開けた。おまえも同じだ。今、そんなことはわからないと言いかけた。わ…

読物 『ドラゴンランス秘史3 時の瞳もつ魔術師の竜』

川のゆくえはたえずして、頼んでいたものが到来し、読む機会が与えられる。機会を逃して悔いを残すという心情を、これまでとは違った感覚で抱くようになった気がして、忙時の気晴らしにはなろうと、とりあえずは手元においた。たしかに、気晴らしになった。…

2010年10月24~27日

告別式から初七日まで。 なにもかもうまくいっていたのに。 諸行無常。