でぃするだいありー?

そんな気はないんだれど、でぃすっちゃってる。 でぃすでれ?

2017-01-01から1年間の記事一覧

土木の歴史

本書が語る土木とは、交通網を主眼としている。馬車の発達が道路の発達を促し、物流からの要求が河川工事を促し、河川の発達が橋の工法を促進させ、産業革命に至っては鉄道が、自動車の普及に従ってハイウェイが主流となった時代と技術の変遷を物語っている…

ココログからの引越

NIFTYサーブの時代から使い続けて、メールアドレスを捨てられないという理由から維持してきたアカウントを解約した。メインとなるメールアカウントへ移行して数年経過を観察したが、旧アドレスへの私的メールはなく、旧アドレスで登録していたサービスも解約…

裁判所の正体:法服を着た役人たち

HONZで既知とした。何年か前に、検察のシナリオありきなナニについて話題になった。ナニにはアレな相方があった、というのが本書の印象である。組織には自衛の本能が宿るというが、それが権力であった場合、東芝や神鋼のような自壊には至るまい。桑原桑原。 …

ヨーロッパの中世

中世ヨーロッパは、失墜しそして滅びたローマ帝国をどのように見ていたのか、唐突に気になった。ちょっと調べたくらいではこれという書籍が見つけられず、それっぽいものとして見いだせた唯一の文献である本書、大学の教科書として企画されたという本書を端…

Amazon Echoのこと

Amazon Echoが4000円引きというお知らせが来たので商品ページを見てみることにした。商品ページの「カートに入れる」ボタンが「招待」ボタンになっている。まずはこの「招待」ボタンを押して招待されるのを待つ必要があるらしい。日本語不自由的なナニカを覚…

読物 タイトル詐欺な二冊

どちらも面白いのだが、 タイトルが主張するところに強いイメージを抱いて読むと、看板に若干の偽りありという印象も抱ける。特にオタク要素がキーワードとして散りばめられているあたり、読み手と時代を選ぶような気がする。 『オスカー・ワオの短く凄まじ…

アニメ 『Fate/stay night』再視聴

Fateはかつてそもそも存在すら知らなかったのだが、我が身に対するとある告発により stay night に触れる機会を得て、その勢いで hollow ataraxia まで遊び、stay night のアニメを鑑賞し、zero の小説第一巻を読んで途切れ、FGOで久々に触れた形となる。そ…

アニメ 『ガサラキ』

『正解するカド』は『ガサラキ』の血脈なのかもしれない。がっかり系超展開という意味で。近頃、Amazon Primeに並んでいるのを見かけて、食指が伸びかけては自制する、ということを幾度か繰り返していた。途中までは間違いなく面白いが、観終えるとがっかり…

読物 『性表現規制の文化史』

Feedlyで流れてきたHONZの日次更新分で見かけ、タイトルにではなく、表紙イラストが山本直樹だったことで興味を覚えた。 古代そうであっただろう性風俗と、一昔前にそうであっただろう性風俗が、主にキリスト教を由来とする禁則事項が権力と結合して規制対象…

アニメ 『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』

2007~2009年頃、原作小説を読み終えてしばし、アニメ化の報を聞いても見ることはあるまいと思った。ガンダムクラスタの方がアニメはいけていると言ってくれたがそれでも。それほどに、この作品に募らせられる思いは暗い。近年、自分でも驚くほどガンダムに…

ゲーム 『オーバーウォッチ』

WoWをやめた直後くらいにリリースされたと思う。とてもつまらない思いをさせられてやめた後だったので、手を出す気にならなかった。 それからしばらくして、やりたいと思うゲームが見つからなかったとき、このタイトルが世界的に人気らしいということを知っ…

読物 『最後の秘境 東京藝大』

ラボルトの頭部。私的な出会いはたぶん、高校の美術の授業だったと思う。デッサンの題材となった石膏像に名前があることをはじめて知った。ラボルトさんの頭部像ではなく、発見したラボルト伯爵の名を与えられたことも。ザクなりしボルジャーノン、みたいな…

読物 『黒剣のクロニカ』

平井和正、菊池秀行、栗本薫。これら呪いとなってしまった名の列に、芝村裕吏を加えようと思う。 先に述べた方々には、今よりもものを知らない時に耽溺し、あるとき不意に、なんか遠くへ行っちゃったと感じたものだったが、かつてよりはものを知ったような気…

読物 『モンゴル帝国誕生 チンギス・カンの都を掘る』

GoogleのRSS Readerが滅んだ後、久しくブログ巡回的な手段を見出さずにいたが、昨今知り得たFeedlyによって定期巡回するようになったHONZにて本書を知った。 『モンゴル帝国誕生 チンギス・カンの都を掘る』 - HONZ モンゴルに抱く個人的憧憬の原点は何か。…

アニメ 『モーレツ宇宙海賊』

原作小説はゆえあって一巻しか読まなかった。そのゆえあって、佐藤竜雄監督作品としてアニメ化されると知っても当時、視聴を見送った。Amazon Primeで公開されたのを機に、再評価を試みたわけだが。 JK主人公にときめかずとも、18話まではなんだかおもしろい…

読物 『時代劇の「嘘」と「演出」』

幼少の折からいわゆる時代劇的創作には親しんでいたはずなのに、いつの間にか「ある種の時代劇創作は史実を大きく逸脱していない」と思うようになっていた。自信にも説明しかねる思い込みだが、一例をあげるならば、吉川英治の「宮本武蔵」の重要な登場人物…

Xperia Z5 交換

2015年12月に入手したスマホの電池が膨らみ、外装の継ぎ目から内部がうかがえるカンジになったので、電池を交換しにドコモショップへ行ったら、電池交換じゃなく機器交換だといわれた。 現機器の前に所有していた初代Xperiaは電池交換だったので、今回も電池…

読物 『The Story of V』

邦題『ヴァギナ 女性器の文化史』。 なんと明るいチ〇コ本 『日本男子♂余れるところ』 - HONZ という記事の紹介物件に興味を覚えたが、図書館に蔵書がなかったことから、類する書籍として示されていた本書を読むに至る。こっちはあったのに、あっちはなかっ…

読物 『東芝解体 電機メーカーが消える日』

読み応えのある一冊だった。 在りし日、「電気料金や電話料金は税金」などと耳にしたことがあったとしても、文学的修辞あるいは揶揄としか受け止めていなかったように思う。本書にてようやく実感を得た印象がある。 その頃一流といわれた企業は、国のバック…

PS4のバージョンアップエラーのこと

SONYはほんとアホなのかと。 なんだか遊ぶ気になれずしばらく放置していたのだが、アップデートだけはしておくかと思い立ったのだが、しばらく前からシステムアップデートからうまくいかず、いつまでたってもエラーが解消されない。ちょっと調べたらシステム…

二〇一七年、八の月

去年、今年と、信じがたいことが起きている。仕事でのことだ。 昨年は、この業界に入って初めてCOBOLに触れることになった。おぞましい言語だった。 継続を望まれたが、その契約は打ち切った。こんなことが繰り返えされてはならないと契約先を変え、COBOLよ…

読物 『猟犬の旗』

近頃楽しめてるほとんど唯一の小説作家、その作品である。 氏の作品には特徴がいくつかある。いいものもあれば悪いものもあり、悪い特徴の一つに、如実に投げやりとわかる著作が存在する、というものがある。本書がそれだ。 一気に読める。しかし、なんとい…

読物 『読書で離婚を考えた』

GoogleのRSSリーダーが滅んでから久しくソレ的なものに親しんでいなかったが、あまりにも暇すぎたのでイマドキなソレ的なものはなんぞやと調べてみたらFeedlyというサービスに出くわしたので試用してみることにした。 読物系のフィードを幾つか登録してみた…

漫画 『メイドインアビス』

漫画をあまり読まなくなってしまった昨今のこと、ひさびさに引いた大当たり。人に勧めたくなる級の。きっかけはアニメ。見るまでは存在すら知らなかった。この出会いに感謝を。この物語に語られるような冒険、ウィルダネスを旅する、ダンジョンを探索する、…

読物 『ライト兄弟―大空への夢を実現した兄弟の物語』

記事で見かけて読んでみる気になった。 歴史的偉業を世界に知らしめよ 『ライト兄弟 イノベーション・マインドの力』 - HONZ 市立図書館の蔵書検索で貸出可能状態でヒットしたので書架に赴いてみたところ見当たらず、同じタイトルで別の著者の本があったので…

Raspberry Pi Kernel 4.9

本年初頭、sudo rpi-update を行ったところ、実装したプログラムが動かなくなった。調べてみると Kernel のバージョンが4.9になったことが原因だという。当時の調査では対応策が見いだせず、Kernel のバージョンを4.4.x に戻すことで復旧した。幾度か調査な…

Windows10再インストールのこと

自宅PCは2016年4月ごろにWindows10にしてくれちゃった事件に遭遇し、Windows10になっている。Windows7の時から若干調子が悪かった。というか、購入直後から調子が悪く、ブートドライブの交換(SSDからHDDへの換装)を一度、Windows7の再インストールは数度や…

読物 『体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方』

Mosaicとかが新しかった頃に触れ、Perlがサーバサイドの主流となりつつあるときに離れた者が、Webアプリケーション作成に際してどんな気遣いが必要なのか知るためには必須の書といえる。2011年発刊ゆえ、記されたことのいくつかは現行のWebブラウザでは再現…

読物 『世界の小さな終末』

『スタープラチナ』の絵師であるという一点でのみフォローしている撫荒武吉氏のTweetより既知とした。 Tweetに曰く、ストリップに関する蘊蓄が云々とあり、ストリップにもなにかしらTipsめいたものがあるのかと興味を覚えたのだが、蘊蓄ではなく、登場人物の…

漫画 『COMBAT DOLL うすね正俊 Extra Works』

『METAL BOX』で打ち止めだと思っていたのに、まさか未読作品があったとわ。ドールの、特に大腿部装甲には絶大な影響を受けたことを思い出す。 COMBAT DOLL うすね正俊 Extra Works うすね正俊 Extra Works (ビームコミックス)posted with amazlet at 17.07.…