でぃするだいありー?

そんな気はないんだれど、でぃすっちゃってる。 でぃすでれ?

2010-01-01から1年間の記事一覧

2010年10月23日(土)

午前中はまだ、生気が残っているように見えた。 支度のため、父を葬儀屋に預けた。自宅での納棺を希望したが、なんにしても一度、そうする必要があるという。 支度を済ませて帰ってきた遺体には、生気はかけらも残っていなかった。夕刻より通夜。 長らく不義…

2010年10月22日(金)

長い一日だった。 親族と相談し、葬儀屋と諸処を詰め、縁戚者に連絡を取り、旦那寺にお伺いを立てる。 父は仏事に熱心で、旦那寺の門徒会会長職やその他役職を引き受けていたが、息子はその限りではない。 無知たる身の上を恥じる暇もなく決定に次ぐ決定を迫…

2010年10月21日(木)

父、急逝。 享年67歳。

ゲーム 『Android版ネクタリス』

少し前になんだか無性に遊びなおしたくなったがPC-Engineなど手元に残っているはずもなく、しらべてみるとバーチャルコンソール版があるらしいがWiiなど持っているはずもなく、そのためだけにWiiを手に入れようと思うこともなく、いたしかたなくGB版に手をだ…

読物 『オーッス!―「読み聞かせ」から「読あそび」へ』

四つの章からなる。 第一章では、著者がやっていること、その感触、肌触り、手応え、そういうものを語っている。そしてそれらに自らがいかに感応しているかを著している。その語り口調もあいまって大きく関心を引きつけられた。 第二章では、五味太郎という…

ちゃり ON AIR

奈良にいた二年間のこと。年上の同期に「君に喧嘩を売るような人はいないでしょ」といわれた。彼に対し、気の強いところは隠していなかったが、腕っ節を示したことはない。また「くまさんや。くまやのうて、く・ま・さ・ん」こんなこともいわれた。人相風体…

読物 『秘伝 少林寺拳法』

光文社の「カッパ・ブックス」誕生のことば カッパは、日本の庶民が生んだフィクションであり、みずからの象徴である。 カッパは、いかなる権威にもヘコたれない。非道の圧迫にも屈しない。なんのへのカッパと、自由自在に行動する。その何ものにもとらわれ…

読物 『疵―花形敬とその時代』

敗戦の直前に入学した七期生の恩地日出夫(東宝映画監督)は、千歳ペンクラブの機関誌『きろく』第五号(昭和二十五年十二月二十二日発行)に、「疑問符」と題して、次のような一文を寄せている。<アヴァン・ゲールの世代は、規制の社会秩序から割り出して…

OB会@那須塩原

かれこれ15年続いている、大学時代に所属していたサークルのOB会。15年目にして幹事を仰せつかり、那須塩原の山奥にある『元泉館』で集うこととなった。個人的には石垣島にそそられたのだが、処々の事情を考慮して本州に設定したことはさておき。 山奥である…

読物 『ボディーバランス・コミュニケーション』

読了まで、入手から半年かかったことになる。 ボディーバランス・コミュニケーション、Body Balance Comunication、BBC。監修は、少林寺拳法師家。趣旨は明白、目の当たりにすると受けた側が照れるようなもので、わからないということはない。だが、個人的に…

土鍋で炊飯

結論からいうと、ものすごい幸せを感じてしまった。そういうことなのである。 我が独居には電子炊飯ジャーはない。というか、食器もまともにない。小どんぶり一つ、皿一枚、スプーンとフォークと箸がそれぞれ一つ。湯のみが一つ、マグが一つ、グラスが一つ。…

Xperia, 3rd Step:Wifi接続

そういえば、家庭内Wi-Fi接続を実現したのだった。 無線装置というとまいくろそふとのきーぼーどとかまうすとかに因縁がある以外、個人的環境内では無縁のもので、装置の入手から検討を開始せねばならなかった。ナニを選べばよくわからないというところから…

参鶏湯を食す

鳥のレシピを探していたら、参鶏湯というものに巡り会った。一年くらい前のことだろうか。ふむ、と読み進めるが、ちょっと気合いをいれないといかん類のレシピであり、自作は断念した。 知ってしばらく経った頃、わりと近辺に食べさせる店を見出した。参鶏湯…

Xperia, 2nd Step

GMailの連携を体感していたら、まるで興味のなかったEvernoteを試してみる気になった。某SNSをメモがわりにしていた古生物は、ぎじゅつのかくしんに驚くばかりである。 しこしこと情報をあさっては、ちまちまとアプリをインストールしていたが、Home++ Menu…

Xperia, 1st Impression

◎ガラパゴスの原始的生命体である。 ○QRコードを経験していない ○赤外線/無線機能を経験していない ◎スマートフォン初体験 ○HYBRID W-ZERO3に乗り換えそこねた 以上のような生物が記したものであることを断りおく。 ①タッチパネル ・操作に慣れがいることを…

読物 『軍靴の響き』

数え上げれば、なんで読んでこなかったのかという作家は少なくない。 読書にもルートがあるということになろう。小説に目覚めた中二の冬、それは菊池秀行ではじまり、高千穂遥をかじって平井和正へと進んだ。中学では小説の趣味をもつ友人はなく、高校に進ん…

SATAケーブルはトラブルの要因になりうるか

最近、PCの調子が悪い。 まず、引っ越しでPCを移設したところ起動しなかった。 コンセントの問題かと差し口を換えた。NG。嘆息して構成要素をひとつひとつ試すことにする。手始めにBDドライブを外した。起動した。 SATAケーブルをMB側の他の口に挿してみる。…

映画 『SPIRIT』

しばらく映画ではない気分が続いていて、ようやく観た劇場版『東のエデン』をしてもその気分は改まらず。 「実在した中国武術家の物語であるようだ」「近代中国が舞台であるようだ(欧米人が中国に租界をおいていた)」「日本の武術家と対決する」 その気な…

家電屋の携帯売場に

Xperiaを買う気で見に行って、SBの販売員にDesireを勧められて買わずに帰ってきた。Docomoの販売員のねーちゃんは、我が身の強面を一瞥して去った。SBの販売員のにーちゃんは控えめに、好感のもてる商品アピールをしてきた。実情はどうであれ、SBの隆盛は現…

LOTOで当選

8500円wな日。 住民票の転居を行ったら、住基カードに付帯する公的認証サービスがこれに連動して失効する旨告げられた。寝耳に水の話であり、印鑑登録証は地方自治体から転出しなければ影響ないのに、なんで同じにならへんのか問い詰めてしまった。窓口の担…

読物 『凡宰伝』

今よりもなお政治に無関心だった頃、小渕恵三という人物が、それなりに功績をあげた首相であるとする評を目にした。目にしたのは掲示板的なものだったと記憶しており、その主張するところのソースは明かではないが、あるいは本書がそうなのかもしれないとも…

読物 『呪縛 金融腐蝕列島Ⅱ』

わりとアレなノンフィクションっぽいもの(『援助貴族は貧困に巣喰う』『甘粕正彦 乱心の曠野』『小泉純一郎―血脈の王朝』『東京アンダーワールド』 『田中清玄自伝』『真剣師小池重明』『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』『反転―闇社会の守護神と…

Xperiaに心動く

独居先の電波状況が悪い。 具体的な不具合が身近になれば、新聞に同梱のチラシに目を惹かれもするものだ。以前、幾度かキャリア変更を検討しては挫折してきた。お得ならば標準でつけておけばよいオプションを、いかにも「お得です」と外付けされたりすると、…

DQ開始

3DK。一番近い施設は葬祭場。徒歩一分圏内に、餃子を食わせる店、焼きそばとカレーを食わせる店、はんこ屋、スーパー、DIY店がある。 PHSの電波状況が悪い。チラシでXperiaを見かけて少し心が動いたが、弟のDocomoもアンテナ表示が悪いというので、立地の問…

読物 『援助貴族は貧困に巣喰う』

――「水漏れ」とはトップによる窃盗を優雅にいい表したものである。 P.302 ここで起こっていることを表す専門用語がある。それは「飛ぶお金」(「キャピタル・フライト」――通常は「資本逃避」の意味で使われる=訳注)というものだ。なにか新しいゲームの名前…

漫画 『栄光なき天才たち』

YJで『孔雀王』が連載していた頃、唵阿毘羅吽欠蘇婆訶とか九字を一生懸命覚えようとしていた頃のこと。 中二病まっさかりのそんな頃、読みはすれどもほとんど関心を持たなかった作品の一つに『栄光なき天才たち』があった。偉人の伝記に興味はなくもなかった…

読物 『金融腐蝕列島』

ここしばらく読んできたものが染みている。読後の第一印象として、そんなものがある。関連する事柄を知らずに読んだのと、知ってから読んだのでは読後感も大きく異なる物語であろうが、知らずに読んでも面白いだろうとは思える。我が身の立場としても面白い…

読物 『シベリア抑留』

「昭和十八年四月か五月に西部六部隊に召集され、どうしたわけか夜中に非常召集をかけられて広島駅を出発、貨車に乗せられて下関まで行き、釜山からはずっ と汽車で虎林に着きました。虎林駅の次が虎頭駅で、ウスリー江をはさんでソ連兵と対峙していました。…

読物 『コップクラフト』

警官が魔法を使うかどうかは知らないが、国家権力に属する人々がそれをよくすることは知られている。国会議員は少なくとも戦後継続して使ってきたようだし、最近では検察庁関係者も使うようだ。 タイトルが謳うほど魔法っぽいものは表出していない。マイアミ…

雌獅子珈琲飴

ここ最近読んでいるもののなかに、収監の風景を描いているものが少なからずあった。そのいずれにだったか、「受刑者には飴は『カンロ飴』しか認められないが、なんだか例外的に所内の売店で『ライオネス・コーヒーキャンディ』が手に入る」云々と記されてい…