でぃするだいありー?

そんな気はないんだれど、でぃすっちゃってる。 でぃすでれ?

Xperia Z5 交換

2015年12月に入手したスマホの電池が膨らみ、外装の継ぎ目から内部がうかがえるカンジになったので、電池を交換しにドコモショップへ行ったら、電池交換じゃなく機器交換だといわれた。

現機器の前に所有していた初代Xperiaは電池交換だったので、今回も電池交換なのかなと思ったのだが、Z5は見た目通り開けられないつくりになっているらしい。

近頃、新機種を分解するのが趣味な集団が、Essential Phone PH-1の解体難易度は最高という評価を下したらしいが、そもそもショップで電池交換すらできない機器が横行している中で、そんな評価に意味があるのかと思いつつ、そんな感想を抱くのも、ユーザを抱き込むキャリアで過ごしているからかとも思う。

とくに移行するようなデータもないのだが、事前になんかできることがあるのならばとPCにバックアップを取るべく Xperia Companion とやらをインストールしてみたのだが、さっぱりなツールで、近頃とみに感じさせられているSONYへの失望感をさらに募らせる結果となった。

次に取った手が、スマホXperia Transfer をインストールするというもので、よく調べもせずに使ってみたら、現新機器がそろってないといかんの? という印象を得たので、新機器が手元に届くのを待って作業を開始することにした。新機器を自宅に郵送してもらって、自力で移行するのは初めてのことで、キットの内容がわからなかったからだ。ひょっとしたら移行用のケーブルとか同梱されているんじゃないかと考えちゃったわけだ。
実際には、郵送ブツには新機器しか梱包されておらず、クラウド経由の方法を選択するしかなかった。

やってみると現新機器がそろってないといけないということはなく、現機器でクラウドにアップロード、新機器でクラウドからダウンロードというやり方が選べる。

以下、今回作業の概略。

  1. Xperia Transferを用いて現機器でアップロード。データ量によると思われるが、俺環では1時間くらいかかった。
  2. 現機器からUIMを抜いて、新機器に挿す。
  3. 新機器の初期設定。この時、現機器にインストールしたアプリは、自動的に新機器にインストールされる(選択可)
  4. Xperia Transferを用いて新機器でダウンロード。俺環で2時間くらい。
  5. 必要に応じてアプリの引継ぎを行う(当環境ではFGOのみ、クラロワは不要。パズドラはもうやらないのでノータッチ)。このとき現機器にUIMを挿していなくても、設定済みなWifiに接続できるので、ネット接続が必要なアプリも起動するようだ。

以下、今回作業の所感。

  1. SONYは自社製品のハイソ感を演出するアプリを強制インストールするより、Xperia Companionがいらんツールであり、移行時にはXperia Transferを使えばいいことをわかりやすく明示すべきである。
  2. Wifiルータのキー入力をミスって、新機器のWifi接続にハマった。
  3. ドコモはmoperaのみの契約者をもっと考慮すべきである。APの接続ポイントがSPモードのみしかデフォルト登録されておらず、初期設定後に強制表示されるドコモのアプリ設定を進めようとすると4G接続できない。
  4. 3.のようなことがありながら必須っぽく設定を強制してくるドコモ関連のアプリはウザいので、初期設定をする気にもなれない。というか、インストールしないでください。削除しても再インストールを促そうとするのはやめてください。
  5. 移行を実体験して、おサイフケータイ系のサービスを利用する気がますますなくなった。
  6. SIMフリーを検討していたが、今回のような事例発生時の電池・機器交換を含めると、選択できる機種の幅とかで微妙な気もする。