でぃするだいありー?

そんな気はないんだれど、でぃすっちゃってる。 でぃすでれ?

妹の彼氏ふろむ

フランス。

いなくなったとおもったら、フランスに行っていたというまいしすたー。
帰国直前のメールにて、なんだかフランス人の友だちを自宅に招待するとかいう。
それが先々月のこと。

それとは無縁に進んでいた俺様ちゃんの引っ越し計画は都合良く一部屋ご提供のかたちとなったことはさておき、聞けば友だちとは男で、結婚を考えているとかなんとか。
父の生前から進んでいた話である。

父が亡くなったのは、彼氏の来日となる日の二週間前のことだ。
弔事のあとだからと一度は断念しかけたが、こんなときでもせめて一つくらいはいいことがあってもいいじゃないかと家族で妹を励まして、それは実現の運びとなった。

励ましたはいいが、仏語など介さぬ身上である。
父に代わってなどと気負ってみても、直前までわりとてんぱっていた。

内気な彼氏とは、言葉の壁もあってあまり会話も弾まなかったが、個人的には悪くない印象を得ている。
妹もいい年だし、余計な口出しはしたくはないが、三ヶ月も渡仏していて、変な英語混じりの仏語っぽい言語で彼氏とコミュニケーションする姿を目の当たりにさせられれば、したくもない心配をせざるを得ないわけで、まことに微妙な気分ではある。

そんなやつを、キれずに三ヶ月も面倒見てくれたのだから、きっと大丈夫なのだろう。
願わくば成就せんことをと思いつつも、嫁にくれといってくれなかった草食系に不安を禁じ得ないわけではない。
「二人の問題」と切り捨てられかねないことだが、帰国までに、明確な言葉として、意思を表明してくれんことを切に望む。