でぃするだいありー?

そんな気はないんだれど、でぃすっちゃってる。 でぃすでれ?

わがせいしゅんのくろれきし

気になることがあって、25年前くらいの落書き帳を発掘することになった。

黒歴史とはよくいったもので、かつて自分の落書きについてそこまでは思ったことはなかったのだが、ずいぶんと久しぶりに見てみれば、まごうことなきそれであった。

気分は神魔姓を受け入れがたくのたうちまわる朝霧ダンのごとく。

見るに耐えぬものもあればそうでないものもあり、だんだんと見慣れてきたせいか、そのときどきに読んでいたあれこれが思い出される。影響を受けたものが絵柄に反映されているわけだ。

ボルドーとかエルデガインとかセイバーキャッツとかTo-yとか。似せるとかそういうのでなく、諸作家の特徴的ななにかを模倣しようとしている風。

一人で悶えているのもなんなので、ひとつ、公開しようと思う。

01

大学時代、ギルドと名のつくサークルに所属していた。

この絵の中で万人がああと思うであろう特徴的なキャラ、すなわちジブリのナニっぽいアレは、そのサークルの初代ヲサを示している。

ヲサの背後で銃のようなスタンドを頭に突き付けているのは、いまはしゃちょー、かつては閣下と呼ばれた男である。

ヲサの鉤爪に鷲掴みにされている、なにやら羽のついた兜をつけているメガネ氏との対照をみればわかるように、ヲサは閣下へは手出しをせぬ男だったが、へらへらと笑う羽兜の人物には手出しをする男だった。もちろん、手出しをされるような要因がなかったわけではない。

そうしてじゃれあっている三者へバイクらしきものでダイブしているのは誰だろう。当時、RZ250Rに乗っていたなあ。

これは普段の絵柄ではない。なにを思って描いたのかも覚えていないが、なにも考えずに描いたのだろう。

バイクの絵がまあまあうまく描けたから、そこだけペン入れしてみたのかもしれない。

もう一つ。

02

あの頃信者であったという自覚はない。CDのジャケットか雑誌かなんかに載ってた写真を見て描いたのだと思う。こんなこと滅多にしないので、よほどイカした写真だったのだと思う。

これも普段の絵柄ではないので、気恥ずかしくない。

こういうのが何冊もある。講義ノートのようなタイトルが記してあるノートが、TRPGのシナリオノートだったりする。

なかなか処分できないものだ。誰かが拾って見たと妄想するだけで死ねる。