でぃするだいありー?

そんな気はないんだれど、でぃすっちゃってる。 でぃすでれ?

いまさらですがソ連邦

タイトルとカバーイラストに惹かれて。絵柄に見覚えがあると思ったら、前にちょっとだけ読んだ『大砲とスタンプ』の方だった。

ソ連については第二次世界大戦時の日本からの視点で著された本を読んだことがあり、その本によれば当時アメリカは非帝国的なものを支援しており、レーニンとかスターリンが目指す政治形態を民主主義の一種と認識していたから支援したとあった。本書にはそれを否定する記述と肯定しているように見える記述があり、その一点だけやけに気になった。

ソ連時代の風物はこれまでいろいろな形で蒐集してきてなんとなく血肉になってるカンジではあったが、誤解や混乱もあったことが本書で確認できた。
入門者に毛が生えた程度の我が見識からすると、まとまった形でソ連を知るには良書と感じられる。控えめな色気のあるお嬢さんがいっぱい描かれてるしネ。