でぃするだいありー?

そんな気はないんだれど、でぃすっちゃってる。 でぃすでれ?

Win7 雑感

今回、新PC購入に踏み切ったのは、ハードウェアのジェネレーションギャップに、見事にハマったせいでもある。だからといって、ネトゲもやっていない昨今、こんなに頑張らなくてもいいんじゃと後悔するようなスペックのブツを購入してしまったことはともかく、本日ようやくにしてなし得た調査結果からすると、旧PCの死因はHDDのシステムドライブがトんだためらしい。トんだ原因はわからないが、おそらくはダメもとで試みたリカバリだろう。

なぜこんな調査をしなかったのかというと、SATAが接続できる機器が他に所有していなかったからだ。内臓HDDをUSB接続にするケースは所有しているが、うまく認識できない場合があり、調査の場合あてにならない。予備PCはWin2Kで、USB接続できますスゴいです的なロートルだ。調査したくてもできないジレンマがPC更新に踏み切らせた最大の要因ではあるが、依然として同様の問題は抱えたままとなる。
新PCにはホットプラグ対応のHDDスロットをオプションで追加したのだが、旧PCに使っていたSATA HDDがホットプラグ非対応という罠で、ブート時に接続していないと認識できなかった。体験版FinalDataを使用して、ようやくHDDの破損が原因らしいと突き止めたわけである。
突き止めたはいいが、この状態で無線キーボードが使えないという罠が待っていた。ハードウェアが悪いのかOSのせいなのかは不明。デバイスマネージャでは無線装置がUnknownになっている。競合してるということなのか。ともあれ、有線キーボードが手放せない。

PC自作をやめた最大の理由は、パーツ流用が思うに任せなくなったからだ。スペックオタクではないので、そこそこ使えていればよく、使いにくいと感じた部品を交換する具合だったのだが、インターフェイスの盛衰が著しく、アホらしくなってしまったからだ。
おかげでPC無限増殖地獄からは脱却できたが、予備PCを一度でも持ってしまうとなしにはいられないという新たなハマり道に踏み込んでしまったことになる。
Win2Kマシンは一生現役なのかもしれない。

さておき、Win7。ひょっとしたらVistaからある機能かもしれないが、Vistaはスルーした身の上であることをお断りさせていただいた上で、以下のような雑感を記す。

エクスプローラは、ツリー表示できることがわかった。
なんか、フォルダ構成を解析しているらしく、OS様がユーザに自信を持って情報を提供できると確信できるまではツリー表示をさせないようにみえる。

画面が小さく感じるのは、Clear Typeとかいうフォントのせいだと思われる。紙面の文字と同じように見えるフォントだそうで、これによってディスプレイの世代感が一世代逆行したカンジ。
確かに見やすいが、それなりの高解像度を愛する身の上としては、いまひとつありがたくない。(「1920x1080の画面サンプル」をダウンロード

マウスのホイールボタンがAlt+Tabと似たような機能を提供するようになっている。マウスへの依存度を高めてもよいと思わせる機能ではある。

タスクバーがいわゆるランチャー機能を強化しているようで、これは便利かもしれない。 Microsoftが目指しているらしいホームコンピュータへの道を着実に歩んでいるということなのか。キーボード離れを狙っていると感じられる。

IE。現時点で対応するソフトウェアが限られているので、仕方なく使用している。使い勝手はFirefoxに近い。タブブラウザDonutRSleipnirFirefoxと乗り換えてきているが、世間の動向には全くの無知であり、これがパクりなのか世間の主流であるかなのかは不明である。似ているのだが、使いにくい印象はあるので、はやいところFirefoxに戻りたいところである。

一番良い点は、購入後、即といえるほど手間無く使えたことで、これはBTOでプリインストールのためかもしれないが、つまりはWin7はホームコンピュータということであろう。企業が培ってきた複雑怪奇なネットワークに接続しようとするとき、同じ程度の利便性があるのかどうか。これまでの経験からすると、より一層難しくなっているのではないかと邪推してしまう。リカバリも同様に不安ではあるが、XPが壊れにくいOSだったので、かつてよりは安心していいのだろう、きっと。


なお、IMEは以前にみがきをかけてアホになっている。