実装パターン
不意に流れてきたツイートに触発されて、読んでみることにした第二弾。
以下に本書の印象を列挙する。
- 本書はJavaが読めることを前提に書かれているとのこと
- 7章終盤以前は、JavaをJavaでない言語感覚で説明しているカンジがする
- 最後の章を除いて、各章の結論はほぼ次章の紹介
- やっつけ感が拭い得ない
全般的に「実装パターン」という表題にそぐわない印象。表題から得られる印象からは、なんというか、たとえ私的なものであったとしてももっとデファクトスタンダード的なものというか、もっと骨子的なものを期待した。
そのようなものではなく、ひどく局所的というか、ちょっとした気づきを書いてみました的なカンジ?
想定する読者層がよく分からない。
文章も読みづらい。おそらくもとの文も読みづらいのだろう。本書が指摘する悪いコードのように、読むのにメモリいっぱい使うカンジ。
実際のところはわからないけれど、数年かけて著したために、7章終盤までとそれ以後の雰囲気が異なるのかもしれない。