でぃするだいありー?

そんな気はないんだれど、でぃすっちゃってる。 でぃすでれ?

Fate/Apocryph

ねとふり。

どろろ』という漫画がある。タイトルは主人公の一人である子どもの名前だ。もう一人の主人公は百鬼丸という青年剣士だ。
この百鬼丸を妻夫木某が演じて実写映画化されたことがある。映像作品については原作作品名を利用しただけのシロモノで論じるに値しないが、多宝丸をディザームするシーンだけ唯一例外的にすばらしい。

それと同様に、ところどころ描写に特筆すべき点はあるものの、物語の骨子がアレで、総評としては語るに値しない。ハリポタ一巻のオチが愛は勝つだったことが思い出される。

奇跡の拠り所になっちゃって勝ちを得る戦いは興ざめだ。これを逆手に取った描写をしていた36巻までの『ベルセルク』はまことに神作品であった。
閑話休題。特に備えてもいない人間がサーバントに勝ってしまうというのはFateの醍醐味なのかもしれないが、その勝ち方にはいずれも生ぬるい笑みしか浮かばない。
原作小説は違う風味なのだろうか。

ともあれ、この路線を選択することをやめねばならない。