読物 『トワイライト』
『インタビューウィズバンパイア』を再視聴したら吸血鬼モノに触れたくなって、なんかないかと調べたらヒットした。ざっくりと情報収集し、ティーンエイジガール向けということを既知としたが、まあ、吸血鬼モノなら読めるだろうとタカを括って着手した。甘かった。
原書は全4巻で、日本語訳版は全13巻。第一期とやらは単行本で全3巻構成(文庫版は全2巻)。
スゴい商売です。
ざっくりと収集したWebページの中には各巻サブタイトルも含まれていたが眼中になく、図書館のWeb予約システムでも表示されず、手元に来るまでちょっと恥ずかしい表紙ともっと恥ずかしいサブタイトルには気付かなかった。この各サブタイトルから、日本語版のターゲットとなる読者はより明確となろう。
1 愛した人はヴァンパイア
2 血は哀しみの味
3 闇の吸血鬼一族
『吸血姫美夕』はアリとする感性なのだが、『ダレン・シャン』と同じく、吸血鬼に対してコレジャナイ感が半端ない。革新よりも保守を好むようになったということか。
続きが気になる程度には読めたのだが、どうにもいろいろと辛い。若者の感性を失って久しく、さらに乙女の感性など持ち合わせたことはかつて一度たりとてない。
読んではいけない人が読んでしまったカンジだが、もうちょっとつきあってみようかと思う。