読物 『女ひとり家四軒持つ中毒記』
『反省』経由。
なんでも四件家を購入した外務省勤務者がいるという。しかもそれを本に著しているという。
外務省ってのは儲かるのか。
そんな気分で読むことにした。
経歴がよくわからない。外務省勤務者だと思っていたが「今の雇い主は~」のような表現が散見される。外務省というのは出向があるのか。賃金は出向先が出すものなのか。
八年間に、日本で三件、パリで一件、物件を購入したらしい。ひとつは完済したそうだ。ひとつだかふたつだかは貸してるようだが、こういうのは副業にならないのだろうか。
女ひとり、というが、結婚している。返済は配偶者に頼っていないということなのだろうか。外務省はそんなに儲かるところなのか。
どうでもいい。
得難い経験談が語られているのかもしれないが、おバカさんでしゅね、という印象しか抱けない。
あまりのアレっぷりに、ナニを装った内部告発の書なのかと勘ぐりもしたが、
言行不一致、ダブスタ上等、コスト意識が破綻している、計画性がない、お役所人間が言うな。
そんなこんなが目白押しで、勘繰ったことが恥ずかしく思えてくる。
副業の言い訳というなら納得できる内容。とにかくムカついてしょうがない。