営業電話ふろむヨコハマ
モバイルフォンの電話番号は、15年ほど前、初めて購入したデータスコープのときから変わっていない。
さて、横浜でマンションを買わないかという営業電話が、そのモバイルの電話番号にかかってきた。未登録の電話番号には基本的に出ないが、市外局番が045。横浜には旧知が数名在住なので、とりあえず出てみたわけだが、出るもんじゃない。
老後の備えのためにとかなんとか。たとえば、おくさん一人こども一人分に対して十分な利益がでるとかなんとか。毎月五千円から一万円でど~たら。
マンションを購入して人に貸すというものである。興味を持ったことはないが、ロクなもんじゃないらしいという情報に触れたことはある。
とりあえず話を聞き、しばし。なんか会うことになるらしい話の流れになったので、当方がどこに住んでいるのかわかっているのかと尋ねたところ、先方の名簿では横浜になっているという。
15年ほど前は神奈川県大和市に在住で、二年ほどして同横浜市青葉区に移り住んだ。その三年後には退去している。
なんと古い情報であることか。
当方はすでに県外の住人であることを告げ、諦めさせようとしたところ、こちらまでやってくるという。交通費が苦にならないくらいオイシイ仕事であるということか。
その気のない口調であしらっていたら会って話をすることになったらしく、確認したらExactryというので、その気がまるでないことを断定口調で通告した。
この手の勧誘について、体験したことが幾つか。
会うことになり、実際に会って話してみると話が違うなんてこともあった。
当方の連絡先について入手方法を問い詰めたところ、態度を非常に硬化させた口調で「正当に入手した名簿」であることを強調されたこともある。
まったく覚えのない営業電話に使われるような名簿に登録した記憶はまるでないので、名簿の入手方法が正当であろうとも、名簿そのものは不正なものではないのか。
ということまで突っ込むつもりはないが。
いい加減スパムの多くなったメールアドレスも然り、変更に基づくアレコレを面倒がって換えずにきたが、換えるのもアリかもしれないと思うようになった。