でぃするだいありー?

そんな気はないんだれど、でぃすっちゃってる。 でぃすでれ?

衝撃の数千件

ほとんど毎週のようにご連絡させていただいているのだが、2010/04/01からなんの進展もない。
ITによる業務改善提案事業に対して疑念がもたれるようになって久しいが、このような顧客由来による事態の遅延がコスト増大の一因となり、失敗するプロジェクトの大きな要因になりうることはあまり知られていないように思う。
期間などの制約がなく、必要なとき必要なだけご利用いただける我が身のような立場は、ニッチな需要として意外に市場があるのではないかと思われるが、コンプライアンスが声高に叫ばれる昨今では、信頼できる縁故関係でもなければ実現には至らないかもしれない。

さて、およそ二千件の、わりとカオスなデータを精査することになりそうな昨今、恐るべき事にそれが紙面で提供されようとしていたことが明らかになった。

システムは汎用機だが、バックアップはとっているということなので、データは人類に易しいなんらかの形で提供され、任意の加工が可能であるに違いないと思い込んでいたが、バックアップデータは人類に易しくない形式でしか取得できず、テーブルからデータを吸い出すにも、なんらかの仕組みを新たに用意する必要がある。これにはコストが発生するかもしれないということともども、本日、ふとした会話から明らかになったのである。

可能ならば電子データでご提供くださいと申し上げたものの、なんか大事になりそうだったので、コストがかかるようなら紙面でやらせていただきますと申し添えたが、顧客にとっては、どこでコストをかけるかという問題になろう。

電子データなら数時間の作業が、十数時間を要する作業になるだけで、なんの問題もない。
当方のコストは、成果ベースではなく、人日ベースであり、請求書にデータエントリの項目を設けさせていただくことになるだけだ。