アニメ 『東のエデン』
オンエアは中途半端で終わっていて続きは映画とか、アニメ放映前から映画化の話があったとか、そんな情報とは無縁に、『エヴァンゲリオン』『ナデシコ』『COWBOY BEBOP』からしばらくして『ZEGAPAIN』、それ以来久しくなかったキモチになった。実に面白い。
完結した作品にしか安心感を得られなくなって久しい我が身としては、オンエアが完了したことだし、映画公開まで待てるかと観賞に至ったわけではあるが、映画が二部構成と知ったこと、岡崎武士の『エレメンタラー』に得た読後感とそっくりな境地を得てしまったことで、観賞してしまったことをいささか後悔している。
まとめWikiなどを読み散らかしてみるに、オマージュというものの在り方の変遷をどことなく感じて、たかだか一世代ほどの期間にもアマンは遠くなるばかりだという感慨を得る。
しかし、間違いなく、面白い。