ショートツーリング to つくば
現在茨城に住んでいる高校時代の友人を訪ねて久々のツーリング。
事故以来調子が戻らず、どこが悪いというわけではなく、失調している状態が続いている。単車を新調してもツーリングに行こうとかいう気になれずにいたが、暖かくなったせいか、ヨガその他が効果を示し始めたのか、なんとなくそんな気分になれた。
ツーリングがというよりは、高校時代からの友人に会うことが主なカンジだ。
友人が結婚してからなんとなく疎遠になっていたような気もするが、社会人になってからもことある毎に連絡を取り合っていたような気もする。遠方の友人としては密な方かもしれない。
今回も、突然の話に乗り気を示してくれた。
連絡を取り合ってから一ヶ月も間があると、いろいろと考えてしまってよくない。子供もいる家庭だし、迷惑なんではないかとか、これが原因で夫婦喧嘩になってたりしないだろうとか。
思えばもう長いことツーリングらしいことをしていない。
予定の日が近づいてくれば天候も気にせねばならないし、天気予報に降水確率が表示されているとネガティブな方へと想像が傾く。どこがということはなく全般的になんとなく具合が悪いという我が身体は、調子がよいかと思えばすぐ悪くなる。悪くなると、考え方も引きこもりがちになる。
その辺も確かめる意味合いで望んだ当日は、晴れ。だが、寒い。単車で走るには初冬装備が必要という塩梅になった。
つくば市は思ったよりも遠くなく、快適な道路事情もあってスムーズに到着してしまった。
土地に不案内なせいもあるが、時間をつぶせるような場所が思うようにないという第一印象。喫煙可な場所に不案内という事情を加味しても、モノがあんまないという印象である。
ともあれ友人と合流して、折良く開催していた科博のオープンハウスに赴いてみることにした。
印象に深かったのは、イルカの解剖と、江戸庶民の50%は梅毒に感染していたらしいということ、退官した教授の収集品は行き場がなくなるということだった。
意外に人出があり、休日の家族の過ごし方として適当なのだろうという印象も得た。
その後友人宅へ。
周辺の印象としては、我が身が奈良にいた頃住んでいた富雄とか、神奈川にいた頃住んでいた大和とか青葉台の印象と重なる。新興の住宅地だ。住まいの印象としては、こどものくに、だ。電車好きという長男のために、一室を割いてプラレールが設置されている。長男くんは三歳児だが、iPadを巧みに使い、電車の動画に見入ったりしている。三歳児はもっとおぼつかないものだと思っていたが、意外にやるものだ。
友人は、結婚にというか、女に興味があるのかというような男だったが、結婚してはや十年、子煩悩っぷりも板についていた。
夜、出かけて飲む。昨年十月に一ヶ月ほど高尿酸血症が続いたことがあり、それ以前から控えていた酒により慎重になり、食べ物にもだいぶ気をつけていたが、なんとなく解禁。ほどほどに飲んで食って、とりとめもなく話す。
次の日は午後雨の予報で、寒かったこともあり、今回はお開きにしようということになった。
実際、午前中ということを加味しても帰路は寒く、準真冬装備が必要なくらいに感じられ、寄り道しようとか思えない。
土産物屋も思うように見つからず、寒さから逃げるように帰宅。
総括。
昔のようにがんがんごーなツーリングは無理だが、このくらいの距離ならば、調子を維持したままやれそうだ。