でぃするだいありー?

そんな気はないんだれど、でぃすっちゃってる。 でぃすでれ?

読物 『DRAGONBUSTER02』

昨年末のこと。

まずは刊行されるという事実を疑った。Amazonにもなかなか載らなかった。

販路に乗ったらしいことを確認して、ようやく信じられるかもしれないと思えるようになった。

Amazonに注文、予定より早く出荷できるというメールを受信して、どうやら間違いないらしいと感じられた。

『DRAGONBUSTER01』の刊行はおよそ二年半前。二度くらいは読んだがあんまり覚えていないので復習した。

おもしろい。

ゆうメールの追跡サービスを何度も確かめてkoneeekoneeeいっていた。

帰宅して郵便受けを確認、届いている。中身も間違いない。ここに至って陰謀ではなかったこと、妄想でもなかったこと、現実であることを認識する気になった。

読み始めた。

『01』のあとがきに記されていた予告――『02』で終わり――を信じていたので安心して読んでいた。今思えば、我が身にはまだこんな無邪気さが残っていたのかという驚きを禁じ得ない。

その頃は、キマイラ化した巫炎と対峙した宇名月典善がへひぃしながらも退かなかった様を脳裏に蘇らせながらニヤニヤしたりとか、一気に読めてしまう内容だが読み終えてしまうのがもったいないから敢えて翌日に読み残したりとか、していた。

どこかで修業していたのかなとか、武術の心得や興味がない人には不親切な文章だなとか思いながら、変わらぬ疾走感と心地よい情報密度を堪能していた。

読み終えた。

終わってneeeee!

あとがきに「デストロイ」の語はなかったが、「龍の日」とある。

秋山瑞人と対したとき、日とか季節だとかいうキーワードは、なんだか不吉なカンジがする。

また二年半、待つことになるのだろうか。