読物 『DTノーメンクレーター [Kindle版]』
もともとWeb小説で、ハイパーリンクで好きな順に物語を読んでいけるつくりになっていた。
それが書籍の体裁をとってどのようになるのか興味を抱き、じつに久しぶりに再読した。
文章量あたりの情報量がちょうどよく心地よい。
やはりというか、ハイパーリンクで読んでいくのが正当、ページ順に読んでいくと、初見の方はわけわからんことになるんではないかという印象である。
Kindle文書でハイパーリンクが機能することは、使用してみるまで知らなかった。これによってゲームブックを想起させられる世代に我が身は属するわけだが、不思議なことに、Web版の同書を読んだ時にはそうはならなかった。
既にAmazonでの公開を視野に入れた作成方法を紹介しているサイトも存在している。
PCで読めればいいやと思ったものの、寝転がって読みたいと思えばKindleハードウェアも欲しくなる。持ち歩くことに不便を感じなくなれば、風呂で読めるようになれば、きっと買うだろう。