でぃするだいありー?

そんな気はないんだれど、でぃすっちゃってる。 でぃすでれ?

ゲーム 『風ノ旅ビト』

この作品をゲームというには躊躇いがある。とはいえ、大作RPGが紙芝居になってから久しい昨今、ゲームの名を冠したオナニー鑑賞を強制させられることはよくあることだ。だが、この作品にはそれめいたカンジはない。

ゲームとは言い難いが、たしかに遊んでいるカンジはする。

この感覚はなんだろうかと身の内を探ってみたら、プリミティブな遊びの感覚が強調されてきて、なんとなくだが、幼少の折、絵本の中に遊んだことを思い出させられた。記憶は美化されるし、当人の記憶かどうかも怪しい(幼児が絵本と遊んでいる姿は図書館などで見かける)のだが、とにかくそんな印象である。

いまのところPSNでのダウンロードオンリーな販売形式のようだ。値段は1200円。単価を明らかに上回る価値がある。

似たカンジのゲームは思いつかないが、あえて探そうとするならば、古代のアドベンチャーゲーム、あるいはICOが感覚的に近いかもしれない。

1プレイ1時間程度。