読物 『ゼロ年代SF傑作選』
秋山センセが新作を刊行するらしいので、つい、気がゆるんで入手に至ってしまった。
以下、表紙裏の目録順に。
「おれはミサイル」
語るまでもない。未読者は人生を損している。
「マルドゥック・スクランブル"104"」
「マルドゥック・ベロシティ」と「マルドゥック・スクランブル」の間に当たる、ボイルドとウフコックのエピソード。
どんなエピソードも可な土台を作り上げている、ということになろうか。
「アリスの心臓」
うだうだ。読んだことのない作家だが、今後も読むことはなかろう。
「エキストラ・ラウンド」
「スラム・オンライン」はネットゲームをではなく、ゲーセンの格闘ゲームをネットをツールとして使用して語ったものだと感じている。
「ソードアート・オンライン」は、我が身の知らぬネトゲである。
どちらも個人に帰結しすぎているからだ。
ネトゲってのは、もっと殺伐とした(ry
「アンジー・クレイマーにさよならを」
初見は「マップス」の小説アンソロジー集だった。正直おもしろくなかったが、この物語は面白い。
「サマー/タイム/トラベラー」とやら、読んでみるとしよう。
「Atmosphere」
なんでこの本に載っているのか分からない。
「地には豊穣」
なんというか、「ストーカー」か。
「デイドリーム、鳥のように」
エロゲとかギャルゲに特別強いナニカを持っているつもりはないが、それらのジャンルに特有のナニが含有していて微妙である。西尾系。
DB02、ホントに出るんだろうなあ。