でぃするだいありー?

そんな気はないんだれど、でぃすっちゃってる。 でぃすでれ?

ちゃり ON チャリ

朝、通勤路をてくてく歩いていると、チャリ通の女子高生に追い抜かれた。
青葉台級に続く坂をすいすい登っていく。

若さを目の当たりにしながら、俺はぜったい登れないと思った。
小学生の頃、ノストラダムスの大予言の年にはアラサーになっている我が身に気づいたとき、だめだきっといきのこれないと絶望したことを懐かしく思い出しつつ。

計画停電で15:20から輪番となる職場の地域、同地域にあるDIY店は、本日は14:00までの営業だという。上長に許可を取って、午前中にチャリを買いに行った。

そのDIY店、普段は店舗の前に二十台くらい自転車を並べているが、今日、それらがきれいさっぱりなくなっている。嫌な予感にとらわれつつも店舗をのぞいてみれば、数台、残っている。一番安いものでブリジストン製37,800円。
ソウショク系、またも出遅れたことになる。
一分程度悩み、予算の倍程度の出費でチャリをまかなった。パナソニック製、三段変速、暗くなると自動点灯するライトつきだぜいぇいorz

停電で早上がり。帰路、帝京級に挑む。
ダメだった。身体がチャリの乗り方を覚えていない。無駄に力が入っている。あっという間に息が上がった。ハンドルの形も身体に合っていないようだ。
やがて、背筋を伸ばして脱力してハンドルを取るような具合に乗れば、疲れは少ないとわかった。映画なんかで、深窓の令嬢が真っ白なドレスに白い帽子を装ってピンと背筋を伸ばして自転車にお乗りあそばされているシーンがあるが、そんな風に乗ればよいようだ。
なんだかかつてないほどに健全な方向へ矯正されようとしているような気がしないでもない。

本日、約12kmを乗って具合を確かめ、身体もチャリのなんたるかを思い出しつつあるが、体重が落ちない限り、ケツが痛いのはきっと慣れないに違いない。