ココログの不思議な仕様
ココログには「アクセス解析」という機能がある。
どのブログに、どこから、どのブラウザで、などの閲覧履歴を表示するものだ。
本日なにげにそれら情報を閲覧したら、「ブログタイトル」項目にハングルが入り混じっていた。ココログを使用してからおよそ一年が経過するが、初めてのことである。
ブログタイトルはブログオーナーが入力するもので、当然、読み書きできない外国語を記入するはずもない・・・・・・と思いきや、『ΠΛΑΝΗΤΕΣ』とか『Il Nome della Rosa』とか使った過去を思い出した。さておき、ハングルを入力したことはない。
どういうことかとFAQなんぞに目を通してみると、似たような現象報告があった。
「アクセス解析」には、ブラウザの表示環境も表示される。画面サイズ、言語がその内容だ。
ハングルが表示されているものについてみると、言語が「ko」になっている。
「アクセス解析」に表示される「ブログタイトル」項目はブログから取得したものだと思っていたが、どうもHTTPに含まれる情報のみでアクセス解析元データを蓄積しているということらしい。
たとえば『Oblivion of first ケモノ耳オフライン』は『Oblivion of first 케모노귀오프 라인』と表示されている。翻訳してみると『ケモノグィオプ ライン』、そうされる理由もないのに狙い撃ちされているようで、ちと怖い。
本例は、「『Oblivion of first 케모노귀오프 라인』と表示されているリンク元からアクセスがありました」ということをデータとして保存する実装であることを示している。
「『Oblivion of first ケモノ耳オフライン』にアクセスがありました、リンク元には『Oblivion of first 케모노귀오프 라인』と表示されていました」
という表示になっているなら、混乱しないと思うのだが。
どうにも妙な印象があるが、Webプログラミングのスタイルということになるのだろうか。
・・・・・・などとぬりかべっていたら、日本語表記になった。
一次情報としてHTTPから取得したデータを蓄積し、タイミングによってはそれがユーザに開示される。蓄積した後、定時バッチ的にブログタイトルとのすりあわせを行い、最終的なアクセス解析データとする。
ということになろうか。これならナットク。
・・・・・・気になったので、もひとつ試す。
言語が「ko」となっているリンク元からアクセスしてみたらハングル表記になった。
つまり、最後にアクセスしたリンク元のHTTP情報が全表示に影響を及ぼすことになるらしい。
なんだかよくわからんのである。