でぃするだいありー?

そんな気はないんだれど、でぃすっちゃってる。 でぃすでれ?

アニメ 『装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ 劇場版』

荒野を走るスコタコの列には一見の価値あり。

観賞を中断してしまった同OVAシリーズはもはや忘却の彼方であり、今回そのダイジェスト版ともいうべき本作品を観賞して記憶が曖昧だったことを確認したわけだが、ATにほどこされたウェザリングバスカッシュのそれと遜色なく、よい味を出している。冬季迷彩とか雪原用オプションとか、AT好きなら一度は見るべきガジェットも豊富である。

だが、物語は『赫奕たる異端』以後、いや『野望のルーツ』いや『ビッグバトル』からもはやアレであり、『メロウリンク』程度のスペクタクルにまとめられんのかと思うを禁じ得ない。

どうしてクメンで止めないで、クエントまでいきたがるのか。クエントは黒歴史だと、どうして認められないのか。わからない。

これでとりあえずは見定めたと思いきや、『幻影編』なる『赫奕~』の後日談がラインナップにあるという。
さて。

PS.本作品では、キリコオタクの異名を与えられたロッチナのありし日々を見ることもできるが、この後いかようにしてキリコが小惑星リドの作戦にかかわることになるのか不明である。おそらくは、ペールゼンの手引きということになるのだろう。

以下、略年表。