2015-08-02 読物 『猟犬の國』 書籍・雑誌 「私は善良な個人であり邪悪な組織人だ」 そんなカンジのことはガンパレの昔から描いていた方だけれども、ガンパレというか芝村舞というキャラを産み出した原動力というものがアーヴの姫君だとしたら、マジオペから再燃したかに見える情熱の原動力はガンスリなのかなと思ったり思わなかったり。 舟戸与一と似たような局所解に陥ってしまったと覚えてから久しい馳ノワールを、久々に読んでみたくもなったり。 続きを読ませて欲しいと思える作品は希有である。引き続き期待したい。