読物 『まおゆう』
子細は知らないが即興で編まれたものだという。
労作である。序盤から中盤まではこの上なく好みであった。
個人的に総括すると、なんというか、hack という一言に尽きる。
読み出しから中盤は。
『狼と香辛料』とか『銃・病原菌・鉄』とかベースにしてんのかな、とか。
駄肉という言葉の響きが懐かしい。『ベルガリアード物語』が思い出され。
『十二国記』なんかも彷彿とさせた。
終盤は。
エヴァのSSで月の歌がどうとかいうのがあったけれど、著者のセカイ系になってしまって読むのをやめたなあ、とか。
公式サイトのGPM小説は、わけわからんことのたもうてたけど、筋だけは通していたように思うんだけどなあ、とか。
そーいや、『精霊ルビス伝説』ってどんな内容だったかなあ。もっかい読んでみるかなあ、とか。
そんなカンジ。
2009年3月頃にはおサイコさんを禁じ手にすべきではなかろうかと思ったものだが、哲学戦闘も禁じ手にすべきではなかろうかと思ったり思わなかったり。
そういえば、昔、ドラクエ2で論文発表したという話があったなあと、ふと。