謹賀新年
年の大詰めそして年の序の試練は、親父につきあって旦那寺の年始のお念仏に参座することである。参座することそれ自体はさしたることはないが、寒中にて体調に入念な気配りをせねばならぬ事、元旦が台無しになる事が必須となる。それが厳しい。
参座して三年目ともなれば、普段は顔を見せずともそれなりな扱いをしていただけるもので、大いに恐縮しながらも先輩諸氏の薫陶をいただきつつ、末席に恥を晒している次第。
オヤジ連のつきあいに厚顔を突き出せるようになったのは、ひょっとしたら年の功かもしれないと思いつつ、また無駄に年を重ねていると思うを禁じ得ない。
ともあれ。
今年もよろしくお願いいたします。