2013-10-07から1日間の記事一覧
戦闘に登場する道具や技術の蘊蓄を華麗に描写する作家というと、個人的には菊地秀行が筆頭である。十代の頃に薫陶を受け、ここ二十年ばかりはろくすっぽ読んでいないとしても、だ。 意識してかせずしてかそれを真似しようとしてうまくいっていないのが福井晴…
北方版。 呉については災難が続いたという印象はあったが、吉川英治版ではイージーモードと見えた魏と呉について、北方版ではいずれもがそれぞれに辛苦を乗り越えてきたと描写されている。 が、いささか繰り返しがくどい。右足が高熱を発して寝苦しいとき、…