でぃするだいありー?

そんな気はないんだれど、でぃすっちゃってる。 でぃすでれ?

ファイブスター物語 14

このノリになったのはいつからだったろう。トラフィックス1あたり?
そのあたりからという意味で、いつものFSSではあるが。

ロボットがアレになっちゃったせいで、クロスっぽいロボが登場しても「アイシャキター!!」ってなれずに、「このロボなに? なんで見栄切ってんの?」ってなった。ページをめくってアイシャの顔をみて「ああ、こいつ元クロスか」ってなる。そうとわかってよくみれば目元に面影ある。

大きなエピソードと見せかけたサイドストーリーに、小さく大きな伏線回収を混ぜる手法はいつものとおりだけれど、おざなり感もあるように見える。待たされすぎて、読者たるべく積んだ訓練の効果が切れてしまったのかもしれない。
連載は読んでいなかったけれど、読者の感想はそれとなく目にしていて、「ファティマがやってる情報戦のイマサラ感」的な意見があったけれども、作者が描きたいのならば仕方あるまいというところ。個人的にはなくてもいい。ただ、ファティマをいっぱいだすなら、特徴の書き分けに注力をと思う。

GTM化については、ひょっとしたらマーク2とやらをカッコよくみせるためだけに、他をダサくしたんじゃないかという思いがふと。今のところ、唯一スタイルが大きく変化していないように見える。

GTMがどうにも好きになれずに困っていた13巻もなんだかんだいって繰り返し読んだから、14巻も繰り返し読むことになるんだろうけれども。続きは2年後かはたまた。
涅槃に入る前に完読できるかのう。

ファイブスター物語 14 (ニュータイプ100%コミックス)
永野 護
KADOKAWA (2018-02-10)
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