脱・弁当男子
弁当持参の身上となって13ヶ月余。
興味はあったけれども、好きで始めたことではなく。
始めた頃にちょうど「弁当男子」なる言葉が世に出てきて、俺様ちゃん、なんだかリューコーに乗っちゃったみたいじゃね?なカンジでやめようかと思ったりもした。
そんなコトバ、今ではまったく耳にしない。メイワク至極なこと、この上ない。
さておき、一年強は続いたわけである。
なんだかもうイロイロとあって、しばらく弁当をやめることにした。
職場の近所で気になってたソコココお試し第一弾はイタリアン。
ランチセットの中から選んだのは、おすすめリゾット。『カロリーヌ物語』で憧れを抱いたデカいチーズ、それっぽいチーズの上にリゾットが乗せられて席まで運ばれてくる。客の眼前で、店員がリゾットをチーズとからめていく。空腹という名の調味料を混ぜ合わせているようでもある。
こってりとからめているようでしかし、非常に繊細なクリーミーな味わいとなるものであったが、残念なことに好みではなかった。