でぃするだいありー?

そんな気はないんだれど、でぃすっちゃってる。 でぃすでれ?

もものかんづめ

さくらももこ氏の作品に触れた機会は少なく『ちびまる子ちゃん』を数話ほど、「TVに映っていたので見た」程度である。氏の訃報を知った時、追悼がいくつかTLに流れてきた。そこで本書を知り、これも機会であろうと弔意をもって読んでみることにした。

なじみの少ない作家の作品は、敷居が高いものである。手にとってからでさえ。
思うように読み進めることができないことがある。エッセイはたいてい面白く読めるという印象を持っているが、そうでない場合もある。本書については慣れるにつれ、後半に至って読むことに抵抗を覚えなくなったが、読み物としては好みではない。

巻末に土屋賢二という方との対談が記載されており、そこにおいて見た氏の切れ味に、底の知れなさを垣間見たような気がしている。