でぃするだいありー?

そんな気はないんだれど、でぃすっちゃってる。 でぃすでれ?

オーバーロード 2 漆黒の戦士

アインズの当面の目標、慎重に自身の置かれた立場を探るという意図はアニメ版でもよく理解できたが、エピソードの比重がオーバーロードというタイトルと比べて軽すぎるように感じられ、あまり良い印象は抱けなかった。
この我儘を言葉にすれば「オーバーロードオーバーロードたる振る舞いだけ見たかった」ということになる。オーバーロードという言葉に期待していたのは天上の戦いとか上位者への挑戦みたいなもので、当時なにも知らなかったため、変な期待をしてしまったことになる。

一期13話で小説三巻分、知ってしまえば悪い配分ではない。アインズの慎重さと強さを明示する段階なのだろうが、展開が遅くてもにょりもする。

本作品に限ったことではなく、また小説作品、漫画もそうなのだが、近年の創作は昔なら短編で済ませた内容を長く続ける傾向があり、読むのがつらい。大した内容でないのに、大エピソード化されるというか。

放置プレイを長らく何度もいたされた身としては、面白いと思える作品でも、完結の見込みがないと手放してしまうようになった。そうさせてほしくない。