でぃするだいありー?

そんな気はないんだれど、でぃすっちゃってる。 でぃすでれ?

マンガでわかるフーリエ解析

TwitterのTLに流れてきた。良書だとコメントがついていたので、読んでみる気になった。微分積分をきちんと理解しないまま、必要に迫られて使う羽目になったFFTを根性で乗り切り以後数十年。一度たりともフーリエ解析はおろか微分積分すら使わずに来て、すっぽりと頭から抜け落ちてしまったことが、なんとなく悔いになっていた。
そのくらいの弱い動機による。

序盤はTwitterで見たコメントの通り。微分積分のイメージは掴みやすい。
高校では暗記する学問として数学を学んだが、数式が示すものをイメージとして獲得していないまま暗記力だけを試されるような教授であれば、それに乏しい俺様ちゃんには難しかったことになる。
それを補完するような内容であった。

だが、「マンガでわかる」というのは盛りすぎで、この手の本にありがちなことにマンガは箸休めの役割しか果たしていない。JKを愛でて本文に疲れた脳を休めるというものだ。微分積分はマンガで説明できたが、フーリエ解析については音をあげたという印象である。
とはいえ、少なくとも活用の場面、そのイメージを得ることはできよう。