でぃするだいありー?

そんな気はないんだれど、でぃすっちゃってる。 でぃすでれ?

未来少年コナン

小学生の時に視聴して以来。一年くらいの尺だと思っていたが全26話だった。

なんという密度。ストーリーもだが、絵的な描写に病的なこだわりが感じられる。

スピーディーな展開にもかかわらず十分な情動描写。18話『ガンボート』で、沈みゆく船の独房でコナンを待つラナの描写に、いたく心を打たれた。
一人キレ叫ぶ心情描写に辟易する昨今、なんとさわやかなことか。

思い起こせば、小学生の少ないこづかいでアニメージュロマンアルバムを購入したのは、ロボノイドを自作したかったからだった。小学生に曲面のある造形は難しく、ロマンアルバムの設定資料から図面を起こす際に気付く迂闊さで、結局実現しなかった。

当時の理解と異なる部分もちらほら。
コナンが三角塔から飛び降りて足がしびれるシーンがあるが、記憶していたよりも高くなかったこと。なんか、塔のてっぺんから地面まで着地したように思っていたが、塔をつなぐビルの屋上的な場所に着地していたこと。それでも高いが。
太陽エネルギーは人工衛星からもたらされること。ラオ博士は、その軌道座標を知る人物であったこと。壊れた何かを修理する人的に受け止めていた。

 

dアニメストアで視聴したので万人にオススメはできないが、少年少女の冒険活劇をなにも考えずに楽しみたいと考えている方には是非薦めたい。