読物 『この世界が消えたあとの 科学文明のつくりかた』
Twitterだったと思う。推しの言葉を見て興味を覚えた。
まず、この本が提示した前提条件が想像しえず、読み進めることが困難だった。
それはあまり重要ではなく、この本が示すものがごく狭い範囲での科学技術史と思えるようになってからは読みやすくなった。後半になって登場する、個人的に苦手とする化学の言葉と電気の言葉に惑わされながらも。
思考実験というよりは科学蘊蓄本という印象である。
刺激的ではないが、欠けていた知識を満たすために有用だった。
この世界が消えたあとの 科学文明のつくりかた
posted with amazlet at 17.06.10