映画 『英国王のスピーチ』
こんな僕でもたまには名作を見たくなるようだ。
内容に関する情報を事前に得ていたような、でも忘れてしまったような。なので、名作かどうかよくわからなかったけれど、それっぽいので見てみることにした。
友情・努力・勝利の物語。
この手の作品はどうにもアレ臭が気になってしまうものだが、本作品についてはそんなことはなく。アレ臭というのは作りすぎたカンジのする浪花節的ななにかのこと。『シンドラーのリスト』に感じたアレ。
冒頭の10分くらいを乗り切れば楽しく鑑賞できると思う。
クライマックスの表現がわかりにくく、友情が保たれたのか、成功を機に陛下と臣という関係に更新されたのかと首をかしげてしまった。エピローグからすると、公の場での振る舞いということだったのだろうと察せられる。
『スターウォーズ Ep.1』あるいは『ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間』あたりから積極的に見る気を失っていた映画だが、身の内のなにかが解禁になったようだ。