でぃするだいありー?

そんな気はないんだれど、でぃすっちゃってる。 でぃすでれ?

Raspberry Pi 3

電子工作は中学校の技術以来やっていないに等しい。

中学校時代、電子工作に詳しい友人がいて、興味を覚え、やってみたいと思ったけれど、やりたいことが見つからなかったし、いろいろ試すにはコストがかかりすぎるので果たせなかった。中学校時代のお小遣いは、小学校時代よりも少なかったのである。

以後幾度か挑戦してみようかと思いはすれど、やっぱりコストがネックになってやめてしまった。唯一、電子ブロックが再版されたとき調子に乗って入手してみたものの、結局はなにもやらなかった。やりたいことが特になかったのである。

昨今ではプラモがそれに相当する。作りたいなと思ってもキットが5000円とかするとやめとこうって気になる。途中で飽きたりするかもしれないと思うと、入手=捨てるに等しい。

Raspberry Piというものを初めて知ったのは昨年だったか、もう少し前だったか。無印の頃だったような気がするがさだかではない。そのときは、安価なワンチップパソコンくらいの認識でしかなかった。ワンチップMSXを見送った身としては、とりたてて欲しいものでもなかった。

ところで、ここ1年ばかりつまらない仕事ばかりしている。

特に、今従事している仕事は業界から足を洗おうかと思わせるほどつまらない。

ソースコードを書く比率が極端に低いのがその原因で、そのせいか、なにか作りたくてしかたがないカンジ。プラモとか。

プラモはしかし、作りたくなるたびにぐぐって価格で挫折するということを繰り返している。ガガンガンの装甲騎兵タイプにも興味があるが、ああいうものを見ると違う妄想が働いてくる。その方向で検索しているうちにヒットしたのがArduinoであり、Raspberry Piである。

近頃までIoTというものに漠然としたイメージしかもっていなかったが、身近に試せることを知って、これまで不可侵領域と定めてきた電子工作に挑戦してみる気になった。

過去の轍を踏まぬよう、やってみたいことはとりあえず思いついている。

さて、どれを買おう。

やってみたいことからするとRaspberry Pi 2で十分に思える。ZEROでもいいのかもしれない。しかし、いずれも価格はRaspberry Pi3とかわりない。

玄人志向のスターターキットも検討したけれど、内容を精査する素養がないため見送った。

あれこれ考えて、以下を選んだ。よしあしはわからない。

この3点のうち、はずれはSDカード。Raspberry Pi3を買った人があわせて買っているというのであわせて買ってみたが、NOOBSもRaspbianもWin10IoTも起動しなかった。数時間、幾度試してもうまくいかず、相性か故障を疑うことになる。

地元ではほとんど死滅状態となってしまったパソコンショップでSDカードを買い、電源容量不足を疑ってパワーサプライUSBハブを買い、USBハブをつなぐとコンセントの口があやうくなるのでマルチタップも買う。この時点で投資額は1.5kを超えている。

TeamのSDカードにNOOBSをいれてRaspberry Pi3を起動してみたところ、数時間かけたリトライはなんだったのかというくらいあっけなくOS導入まで進むことができた。その後tightvncserverの導入で手こずったりもしたがそれは別の話。

Windows10IoTも問題なく起動できた。TranscendのSDカードの相性問題であることが明らかになり、ちょっと安心。Raspberry Pi3が初期不良だったりしたらどうしようとか考えるだけで鬱になる。

現時点で、RaspbianとWin10IoTをインストールまで完了。PCから接続できている。

いよいよ電子工作部品が必要になるわけだが、いろいろ見ているとキットの類はいまいちらしく、購入に踏み切れない。

かつては地元にも電子工作部品の店が存在したものだが、影も形もなくなってしまった。

さて。