でぃするだいありー?

そんな気はないんだれど、でぃすっちゃってる。 でぃすでれ?

近頃見た映画とか

まったく興味もなかったのに、あちこちで見かけるようになったためか気になり始めたガルパンAmazon PrimeTVシリーズ全話+OVAを視聴できると知り、試みに見てみることにした。

面白かった。かつて我が身のうちに確かに在ったいろんなこだわりが失せつつあると感じる昨今、なんも考えずに見たのがよかったのかもしれない。

Amazon Prime会員になって一年以上経つ。受けとりかたを工夫していないためか、配送について特に有用だと思えるサービスではないという印象で、これといってメリットも感じていなかったが、Primeビデオでそれを見出せたようだ。

映画というものが押し売りにしか感じられなくなって、あまり見なくなっていた。年末に見た『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を楽しめたことがきっかけとなったか。ガルパンで映像作品の楽しみを思い出したか。

これまでタイトルだけ眺めてはいたものの、押し売りでなさそうなものを選びかねて試す気になれなかったPrimeビデオから、なんも考えずに楽しめそうなものを選んでみる気になった。

まず選んだのが未視聴だった『M:I-3』。そして『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』。なんも考えずに楽しめた。味を占めたので、一度だけ見た『M:I』、そして『M:I-2』を再視聴する。

かつて面白かったと感じていたはずの『M:I-2』に、アホらしさと押し売りを感じたのはどういったわけだろう。そう感じてみれば、『M:I-3』は原点回帰と感じられる。意味ありげで実は無意味な緩急のある展開であるよりも、衝突即爆発する車がいっぱいでてくるど派手なアクションであるよりも、悪党がとどめの一撃までノーダメージであり続けるタイマンアクションであるよりも、ノンストップであることがこのシリーズの醍醐味であるように思う。

映画を映画館で見なくなった理由の一つに『ロード・オブ・ザ・リングス』の第一章が上げられる。

劇場で見たとき、すげえぜ映像化だぜと思うよりも、なんだこりゃという印象の方が強くて、続編を劇場で見る気にはなれなかった。しばし経ってから、なんとかエディションを円盤で見て、すげえぜ話がよくわかるぜ面白えぜレゴラスアクション映画だぜという感想を得た。劇場公開ではしょりすぎだとしか感じられなかったが、なんとかエディションだと微に入り細に入り納得できる。

ゆえに『ホビット』も劇場公開を見送った。そういう売り方の作品であるというメッセージを受信したからだ。

というわけだったのだが、無料ならいいやと『ホビット』の第二章までPrimeビデオで見た。

指輪物語』は何度も読んだが、『ホビット』は一度しか読んでいない。その差だろうか。特にこだわりなく見ることができた。ビジュアル的な意匠にTESやWoWのオマージュを感じたにせよ。