読物 『恋物語』
要は世間の厳しさを知らないお嬢様ということだ。言いかえれば、『可愛がられる』という虐待を受け続けた結果でもある。P.133「なんの真似だ。俺に奢られるのは嫌なんじゃなかったのか」
「強奪する分にはいいのよ」
「変わった基準だな」
P.135「お前、ドラゴンクエストというゲームをやったことはあるか」
「ん? やったことはないけど、知ってるよ」
「ならわかるだろう、あのゲームは、魔王を倒す課程でゴールドを貯めて遊ぶRPGなんだが」
「そうだっけ・・・・・・?」
「だが、モンスターに倒されて、死んでしまった場合、折角貯めたそのゴールドが、半分に減ってしまう」
「うん、そうだよね。知ってる」
「結婚すると同じことが起きる」
P.156
すげえうんざりな序盤。セカンドシーズン終了ということらしいので、これで切ろう、と思った。
おもしろかった中盤。アニメ版『偽物語』を見てやろうという気になった。
ぐだぐだな終盤。まあいいか。
南無なエピローグ。必要だよな。
そんなカンジ。
タイトルと内容の不一致感(一致していると見なせるかもしれないが)は相変わらず。