でぃするだいありー?

そんな気はないんだれど、でぃすっちゃってる。 でぃすでれ?

圧力鍋とタジン鍋とスギ地獄

土曜日、雨。
依然として寒い日が続いていたが、先週の低気圧で、季節が変わったことを何となく察した。冬になる頃にもやられた、低気圧による体調不良と思えるものを体感したからだ。季節によって気圧の質が違うのか、気温と連動して体内調整が行われるものなのか。
一度やられればシーズン中は順応するようだが、ここ数年、夏は常時やられっぱなし。よくわからない。

先週は猛烈な頭痛で、今週は鼻炎。
花粉症的な鼻炎だったが、雨天で花粉症もなかろうということで鼻風邪と断じた。準・鼻水製造マシーン状態で過ごす。

先日、牛スネ肉の調理がしんどかったとこぼしたら、圧力鍋が用意された。
震災だなんだで試す機会がなかったのだが、買ったまま、未開封のまま放置されている姿を見るに忍びなく、試してやることにした。なんだかずいぶんとメカメカしてて、調理器具とは思えない。下手を打つと爆発するらしいところがGnome印なカンジである。
豚ヒレの煮込、豚バラの煮込とやって、この日は牛スネ肉のシチューをやることになった。
どれもやわらかく調理できたが、いずれも肉のくさみが強く残る印象で、ニンともカンとも。
お祝いのお返しに貰ったタジン鍋もついでに試してみることにして、鍋についてたレシピから、ザーサイと豆腐の料理を試してみた。簡単でうまくてよい。

日曜日、晴。
早朝5時半に北を指して立つ。例年はGW中に行っていたが、今年はその前週にやることになった「栗石返し」に参加するために。
鼻炎は続いていて、メットの中のマスクの下はとても人にはいえないジョータイを維持している。
日光街道は桜がまだ花を残していて、はらはらと舞い散る花びらの中、曙光を浴びる気持ちの良さと、花びらと杉の葉その他諸々が積み重なったウェッティな路面への恐怖をない交ぜにしながら走る。途中一か所、前日の降雨が道路脇の土手からしみでているのか、すげー水たまりがあって、対向車両に猛烈なスプラッシュを喰らう。耐寒装備で助かった。

そして到着した日光はスギ地獄だった。
待ち合わせの間、担当部署に移動する間、栗石返しの間、真・鼻水製造マシーン状態。
日光街道に桜が植えられているのは知っていたが、これまでそれを見たことはなかった。その理由を考えたことはなかったが、そうとわかって敢えて地獄に突き進むことはなかったということになろう。
例年、この時期には症状も治まって、大きな問題を感じたことはなかったのだが、来年もこの調子なら参加を見合わせたい。辛すぎる。

栗石返しは朝8時から始まって10時前には終わる。
その後、同道院の方々と昼食を共にすることになった。

『手打ちそば・うどん 報徳庵

Dsc_0020_3

くしゃみがどうしようもなく、せっかくの景色もそばも、あんまり楽しめなかった。

Dsc_0022_3

119号線からほんのちょっと外れた場所にある公園の敷地内にある。
昼前はガラガラで、どうなることやらと思ったが、ふつうにうまかった。量はお上品なカンジで、大盛りでもやや足りない。五合、一升もメニューにあった。
個人的にはそばの味よりもわさびの味を重視する傾向がある。そばのうまさについて味覚はあまりうるさくないが、何故だかわさびについてはうるさい。ずいぶんと前に長野で食したわさびの感動が原点と思われる。その基準に照らし合わせて、わさびはぎりクリア―。
食べ終わる頃には混み始めて、12時ぐらいは駐車場が満車になっていた。

Dsc_0023_2

公園と施設の趣旨は二宮尊徳らしく、蕎麦屋の屋内にはエピソードを綴る額がかけられていた。混みあっていたためそれらを全部読破できず、水車とどう絡むのかは不明。
京都に十五メートル級の水車があるだかあっただかで、十メートル級のこれは現在日本で最大級の水車だそうである。

日光から宇都宮に向かう場合、右手にファミリーマートが見えたら次の信号を左折。
小さな下り坂からそれっぽい案内が見える。

Photo_3

Android端末のGPSは、使えるときはかなり使えるので、バイクマウントの装備を検討していることは余談である。