でぃするだいありー?

そんな気はないんだれど、でぃすっちゃってる。 でぃすでれ?

読物 "Songs of Earth and Power" シリーズ

『無限コンチェルト』と『蛇の魔術師』からなる物語に表題のようなシリーズ名が冠されていることを今日まで知らなかった。

TRPGに耽溺した若き日々、自らマスタリングするシナリオは菊地秀行、そして『ドラゴンランス』など、わかりやすい嗜好品へのオマージュだと考えていたが、本作品をはじめとして似たような味わいのある『イルスの竪琴』『リフトウォー・サーガ』など幾つかの作品群が、実は深いところに根ざしていたのだと、此度の再読で再確認した。

他の作品を読んでみようと思いつつもグレッグ・ベアの著作は本作品しか着手しておらず、これで幾度かめの再読で、初めて著者の宗教観というかそんなカンジのものが気になり、とりあえずは"The Forge of God"シリーズに手をつけてみようと思ったりもしたのだが、当然のように絶版なのである。