でぃするだいありー?

そんな気はないんだれど、でぃすっちゃってる。 でぃすでれ?

そのごのわいやれす

代替品を求めていろいろ探ってみたところ、世の中はワイヤレス主流になりつつあるらしく、してみると、不具合は当方の環境由来なのかと思ってしまわなくもない。

代替マウスを探していたはずが、いつのまにかワイヤレスの不具合について調べており、そのさなか、興味深い経験談を発見した。

「27MHzのワイヤレスマウスを購入したが、オフィスで使用されている一般的な事務机の材質はその帯域をわりと吸収してしまうらしく、通信障害を起こしているようだ」というものだ。
USBポートが左側にあるノートPCに対して、ノートPCの右側でマウスを使用するというようなケースなので、わりと一般的な使用環境といえる。距離は最大でも1m未満だろう。

どうやって解消したかというと、USB延長ケーブルを買ってきて、レシーバをマウスの近くまでもってくるというもので、ワイヤレスがまるでダイナシなアレ。

似たような現象はあるものだと感得しつつ、改めて2.4GHzの仕様に目を通す。

「2.4GHz帯ワイヤレス方式」は、使用する場所が非磁性体で最長約10m、スチールデスクなど磁性体でも最長約3mという広範囲な場所での操作を可能にするワイヤレス方式です。レシーバとマウス本体の位置関係や距離を気にすることなく、従来方式のワイヤレスマウスよりもさらに快適なマウス操作を実現できます」

自宅の机は二十年来使用している木製のもので、座る位置から左側にメタルラックを設置し、床から60cmくらいの高さの位置にPCを設置している。前面、背面のUSBポートに座ったまま手が届くカンジだ。
PCとマウスおよびキーボードの距離は2m未満。レシーバとの間の空間にはこれといった障害物はない。たまに湯飲みやヘッドホンが投げ出されることがあるくらいだ。

あれこれ考えたが、生活レベルの物理的環境要因ではないだろうと思える。
霊的なナニかとかなのか。

ワイヤレスの仕様と対照して、前述の延長USBケーブルによる対処方法はこの際適当ではなかろうと思いつつも、500円程度の投資で解決するなら、マウスを買い直すよりは良コストといえる。
というわけで、試してみたところ、同様の不具合が発生した。本試行開始当初は良好だったのだが、一週間ほど経過してダメに。電池交換のタイミングでダメになる不具合があり、その対処法が紹介されているが、本件がそれに合致するとは思えず。
ともあれ、なにが原因でダメになるのか、これ以上追求するつもりはない。

さて、いろいろ検討した結果、Logicoolの安いキーボードと、同MX-518を購入することにした。
安いキーボードはInsert、Delete、Home、End、Page Up/Downの配置がナニで、わりとこのキーを使う身の上としては不便極まりない。次に買うときはキーの配置を確認することを心に誓いつつ、この教訓を身体に刻みつけるために、しばらく我慢することにする。

MX-518は8ボタン機能を持つ。うち6つはカスタマイズ可能で、マウスポインタの移動量(解像度というらしい)変更をわりあてることもできる。
そして、これが重要なのだが、まいくろそふとのわいやれすなナニではできなかった、ホイールによるインベントリのスクロールができる。『オブリビオン』のハナシである。
同社の『ゲーミングマウス G500』も検討したが、あまり高機能すぎるマウスは『オブリビオン』では持ち腐れになるというか、マウスの解像度が問題になるケースがあるらしいので、適度に安価感のある本品を選んだという経緯がある。
形状にやや難を感じるものの、機能に問題はなさそうだ。マウスは浅く把持するので、本品の形状はいまいち手になじまない。マイクロソフトのナス形を愛用し、同社製品を信頼するに至った理由は、形状のフィット感においてこれに勝るものがなかったためだ。
Microsoft Wireless Mouse 5000』はこれを失墜させるもので、同社製品に愛を感じることが稀有な我が身としては、まことに残念なことである。
約5000円で、ワイヤレス製品への不信を買ったような結果となった。